今週の呑み喰い・・・番外編(青森お盆2010) [青森発見!]
今週の呑み喰い,後半へつづく!とか書いておいて,既に1週間を経過.
まぁ,懸命な読者の皆様におかれましては,
いつものことと,笑いとばすに~違い~なぁい~♪
ってな感じで,既にあきらめて戴いておることと確信しております.
そんなわけで,ちょいとインターミッション.
こちらもUPするのすっかり忘れておりましたもので.
後半戦前に,ちょいと1本,記事を挟ませてくださいませ.
今週の呑み喰い番外 ぼくのなつやすみ青森編で~す.
カシャリ!
千畳敷@Westcoast in Aomori 下の息子と.撮影は同居人
津軽半島ぐるり(その7)+オマケ [青森発見!]
ここ数年は,桜の開花が早すぎて,連休には殆ど葉桜に近い状況だったんですが,
今年は久々に満開時期が連休に重なってくれたので,一番良い状態の花見が出来ました.
桜の名所と言われるところ,多くがそうなんじゃ無いかなと思うのですが,
日本で一番水に映える花は桜なんじゃないかなと思う程に,桜には水辺が似合う.
しかし,カップルが多いね~いいよね~微笑ましいよね~.
今,ふたりの新たなる船出です!,などという定例句が思い浮かんだり.
男性の側としては,自転車2人乗りと同じくらい,何気ない日常の技量が試される瞬間ではあるけれど(笑)
とにもかくにも,桜づくし
延々と続く桜のトンネル.
あまりに天気が良すぎて,岩木山が春霞にぼやけて良く見えなかったのが,ちょっと残念.
いろんな角度から天守(三階櫓)
弘前城の天守は,東北では唯一の現存天守
もともとは五層の天守閣だったらしいのですが,雷で消失後に今の形(三層三階櫓)で建て替えたものです.
(既に江戸時代だったんで,城の築造にはいろいろと幕府の制約が有ったんですよね.青葉城もそれで天守が存在していない由)
ゆえに表向き,幕府には天守閣じゃなくて,これは櫓です~という申請をだして作られたものだそうな.
ひろ~い城趾をぐるりと散策して,身体もポッカポカになってきたところで,
最後は,ハルヒ橋・・・じゃなかった.春陽橋(たぶん,しゅんようばし,かな)たもとにて,恒例のちりんちりんアイスでシメ(^^)
あいかわらず,うまかった(笑)
そういえば,最近はリンゴ果汁を使ったアップル味なんていうのも出来たらしく...というか,らしくない(^^;)
(ちりんちりんアイスは,高級なお味ではいけないのである)
あとは,親戚宅の桜の下で,ガーデン・パーティしたりとか.
そんな感じの連休だったのでした.楽しかった.
津軽半島ぐるり(その6)花より屋台 [青森発見!]
昨日は帰宅したときには既に日付変更線を廻っていたもので...
必死で途中まで書いたんだけれど,力尽きてモニター前で爆睡してしまった.へっくしょん!
気を取り直して,十三湖から弘前城まで.
多くの成層火山がそうであるように,岩木山もまた時代の変遷とともに山体形状が変化し,
見る角度により,多様な見目形を魅せてくれる.
一般に知られているのは,やはり東北道方面から見る姿であるけれども,上写真は丁度反対側からの姿.
一方,下写真は鰺ヶ沢方面から岩木山山腹を越えて弘前へと抜ける過程.
勿論いずれも,オラんとこの津軽富士が一番だじゃ~,と言うこと間違いなしであり,
ぐるり360度の雄姿が成層火山の魅力でもあり.
(そういえば昨今は,成層火山を一律にコニーデ型って呼ぶのはあまり望ましく無いらしいです.QMAで出そうですが)
さて,嶽を抜け,岩木山神社を抜け,いよいよ弘前市.津軽藩城下へと.
とりあえず,桜のほうは次回に置いといて.
弘前城の観桜会といえば日本一の屋台出店.
三忠食堂をモデルにした,”津軽百年食堂”も,まさに映画撮影がクランクインし
先日も,この地でロケが行われたばかり.
弘前城公園の出店は,すでに屋台の域をこえておりまして.
今じゃもう,見せ物小屋なんて,滅多にお見かけすることが無いですもんね.
オートバイサーカス,凄いです.
マジックハウス,なんじゃらほい?
日米娯楽センターは,ネーミングセンスにほれぼれします.
入り口前で,米の方々と思われる一行が大ウケしておりました.理由はよく判りませんが.
お化け屋敷
呼び込みのオバチャンが,ハンパじゃない.
この,呼び込みの語りを聞いているだけで1日つぶせるかもしれない.
アドリブでしゃべり続けているのだけれど,これが面白くてしかたがない
お化け屋敷よりも,こっちの話術におゼゼを払いたい気分.
いやぁ,世の中には,不世出ながらも,市井の名人というのが,まだまだいるのだなぁ
さて,とにかく屋台はあちらこちらと,縦横無尽に延々と幾重にも続いているのだけれど,
今回は,津軽民謡選手権を片眼に,とりあえずこの辺の広場でグルメタイム.
浜の町亀屋のたこやき
前回も凄く気になっていたんですよね.
この日も,もの凄い行列で,結局30分以上待ったわけで.
おっちゃんの,目にもとまらぬスラッシュび~む
えっ?味ですか・・・う~ん...まぁまぁ,,,ということで^^;
要するに,私もこうまで行列している理由がよく判らなかったのですが,
おっちゃん方も何で自分トコの屋台に,こんなに行列しているかが判らんのではないか?
さて,お待たせいたしました.次は津軽地方が誇るB級グルメ
そぉっ!黒石名物のつゆ焼きそば.
いやぁ,ホントに焼きそばがスープの中に入っているんだね.
イメージとしてはうどんに近いかもしれない.ただしうどん出汁ではなく,焼きそば味のスープに浮かぶうどん.
そして焼きそば対決,今やご当地B級グルメの筆頭ともいえる,横手焼きそば.
隣り合った両店舗で,B級グルメ対決勃発!?
この勝負,黒石つゆ焼きそばの勝ち!と,できれば言いたいところなんですが
(同居人はつゆ焼きそばに軍配を上げたみたいですが)
私的には,やはり焼きそばは焼きそばの方が良い気がしまして.
今思えば,つゆがない普通の黒石焼きそばも買って食してみるべきだった,というか
麺が独特なんですよ.平打ちのきしめんのような焼きそば麺でして,これ,たぶん焼きそばとして美味いと思うなぁ↓
ということで,次回にて,ぐるり一周ドライブも最終回なので,弘前城の桜づくしでシメといたします(続く)
津軽半島ぐるり(その5) [青森発見!]
竜泊ラインは,幻の国道(県道)と呼ばれた路線.
地形が険しすぎて,とても車両が通行できる道路が造れなかったんですね.
竜飛から小泊までの約20kmのうち,半分以上を自衛隊が(!)建設した道路です.
全通した今でも,夜には絶対に通りたくない,というか,昼でもうっかりハンドルを誤ると,そのまんま真っ逆さま.
(十部一峠とかに比べると舗装があってガードレールがあるだけ運転は楽ですが)
で,もちろん,それだけ景色は素晴らしい.
・・・と,色々景色も撮ったんですが.載せようとも思ってはいたのですが.
そのあたりはパスして,一気に十三湖まで話を進めることにしましょうか.
言うまでもなく十三湖は,宍道湖と並ぶシジミの名産地.
ここで生まれたラーメンの名作が,そう.”しじみラーメン”
これはねぇ,ラーメンのうんちく,どうだこうだという御託抜きに,
素直にカラダが(いや,肝臓が?)美味いと感じる.
きっと,疲れていればいるほど,カラダが美味いと感じるのであって(?),私はスープまで完食してしまったのであった.
息子のスープまで奪ってしまったのであったが・・・疲れてるんかなぁ(^^;)
というか,これはやはりラーメンと言いつつ,スープを飲むためのもの・・・なのかもしれない
しじみ汁数杯分の滋養を一気に吸収できるということで.
そうそう,シジミの貝殻ですが,全部が全部真っ黒じゃないんですよ.
どちらかというと茶色がかっているものもあり,これはシジミの生息域によって色が変わってくるそうで.
主に・・・黒:泥地産,味濃厚,味噌汁や蒸し・炒め向き, 茶:砂地産,味あっさり,すまし汁・ラーメン向き だそうな
(今日のワンポイントクッキング^^)
いやいや,でもホンマに.
何度も言いますが,国分町で十三湖直送のシジミ汁立ちのみ屋さんやったら,絶対に流行ると思うのだけれど.
需要満点ですよね・・・たぶん.
欲しい.
あ,ところで.今回は岩惣さんというお店のしじみラーメンでした.
本当は十三湖大橋を越えた対岸の和歌山食堂というところが元祖なんですが,
なにせ元祖は混みすぎて,何時になるか判らん状態.
以前,こちらでいただいて,けっこう美味かったので今回再訪なのでした.元祖の方はまだ食べていないので比較はできません.
でも,こちら一見ドライブインみたいな外観なんですが,どうしてどうして.
何気に注文したお刺身盛り合わせ.盛りもすごいですが,いやぁもう美味いのなんの.
正直,それほど期待せずにオーダしたのですが,食べてびっくり.
特にコリッコリながら甘み全開の透明な烏賊とえんぺら,それから厚さ3センチoverの帆立貝柱
更に歯ごたえ良く磯の香り満載のサザエ,そしてツブツブの1つ1つが舌の上で認識できる苦み臭みなし甘みonlyの海胆.
いやぁさすが青森.海産物に関する底力おそろしや~^^
しかし後ろの席の家族連れがカツ丼とか普通のラーメンとかばかり頼んでいたのも・・・もしや美味いのか(!?)
(別に,いつも聞き耳を立てているワケでもないんですが,たまたま^^;)
さて次回はぐるりと鰺ヶ沢経由で岩木山を越え,いよいよ弘前城へ突入.
桜の写真を先に載せようと思っておりましたが,次回も食い物系にしましょか(笑)
まぁ,今や日本一とも言われる弘前さくら祭の屋台群から,ご当地B級グルメと言えば・・・?(続く)
津軽半島ぐるり(その4) [青森発見!]
ごらんあれが竜飛ミサキ北のはずれ~♪・・・とはいえ,実際は大間の方が北なワケですが,コチラ海上保安庁龍飛岬灯台.
しかし,どちらが北であろうが,この灯台が,世界中の船が航行する津軽海峡における,航海の安全にとって
非常に非常に重要な命の灯火であることには変わりなく.
この,でっかいランプが,冬はロシアから吹き寄せる世界でも有数の猛吹雪の,そして深く早い海流の,
北の海峡を照らし続けています.
灯台のテッペンからの眺め.遙か向こうにはうっすらと北海道
ここが津軽半島龍飛崎.白い龍が飛び回る岬
さて,お腹がすいてきましたね.お待たせしまして,すみませぬ(べつに引っ張るほどでも無いんですが・・・^^;)
昼飯目指して,かつては幻の県道(国道)と言われた,国道339号竜泊ラインへと入り,
(青森の)ウェストコーストを南下開始!(続く)