ほんとの闘い

年始になってから，突然思い立って音楽室の大清掃．
音楽室っていうのは，我が家の書斎のような部屋でして，
楽器とかホームレコーディング機材とか色々置いてあるので，いつしかそう呼ばれているんですが
我が家は本に節操がないもので（この場合の”本に”は本当にの意ではなく，現実的に”本”を差してます．蛇足ながら＾＾）
狭い家ということもあって本の増殖には頭を悩ます所でして，
一度蔵書の大半を泣く泣く売りに出したこともあったのですが，増殖速度はとどまることを知らず．
音楽室もその例外ではなく日に日に侵食を受けていたのですが．
このほど，思い切って音楽室の壁にずらりと新しい本棚を並べることにしました．
それが年始めに届いたもので，早速の大移動となったわけですね．
本棚の設置と並べ替えにあたり，一旦クローゼットやらの本をリビングに移動したところがこの有様．
これ以上置けなくなって，この後，寝室まで到達．おかしいなぁ，リビングの方が広いはずなのに．

さて，となりのトトロ小説版はどこでしょうか（爆）
ナンチャンを探せ～だとレベル２００くらいになるのかね＾＾．

いやぁ，色々と懐かしいモンが出てきちゃいましてね（笑）
ＡＸＩＡ．しかもハイポジ．今ハイポジって残っているんでしたっけ？
ノーマルとメタルに二分化されてしまった気が．

アクシアは当時の軽音楽系ハイティーン（要するにアイドルポップス系とかロックバンド系）定番でしたね．
もうちょっと音にこだわる連中からは，あ～だこうだと言われつつも，いいじゃん，斉藤由貴のファンだったんだから．
ＲＥＢＥＣＣＡのレコードを全部コンポでカセットに落として，
しっかりケースにレタリングシール買ってきてタイトルを入れて
通学のロードマンチャリで，土手を走りつつ，しゃかしゃか聴いてたのが，その頃．

こちら，バザ～ルでござ～ル．
そっか語尾がザールだから，さるなのか．今頃きづいたニブいヤツ

お～レコードのジャケットから，メーテルが覗いテル～

よく判らんがメチレンブル～（どんなウチやねん）

うわ～由貴ちゅわ～ん
うわ～夕貴ちゅわ～ん

クローゼットの下の方から，オールド・コミックも大量に発見．

お～ひばりくん，懐かし～．
おっトーマの心臓．おっCIPHER．

さぁ読もっか．どれどれ・・・と，手を伸ばしかけたところで，背後から”いい加減にしなさ～い”と怒られたので
真面目に片付けに復帰することにする．

明けて翌日早朝（爆）
ようやっと，本の大移動は終了して，とりあえず音楽室はようやっと書斎と呼んでも差し支えない状況にこぎ着けたのであった．
クローゼットの奥深くに押し込まれていた，同居人の華道関係の研究書や，貴重な楽譜類もようやっと日の眼を見ることとなり，
私の貴重なレトロコンピュータ関連の雑誌類も新たな人生（本生？）を歩むこととなり．


結局壁２面では足りず，やっぱりクローゼットの中まで本で埋まってしまったのだけれど．
更には，コミック類を置く場所も無くなり，あらたに子ども部屋にも本棚を新設することになってしまったのだけれど．
まぁ取り敢えず，若干の余裕も出来たので，当面本に押しつぶされることはなさそうなのである（時間の問題のような気もするが）．
しかし本って，なんでこんなに増殖するのでしょうか・・・

コメント 12

中野ブロード・・・　（笑）
ＡＸＩＡのくだり・・・　ツボでしたぁ～
by itacha (2010-02-08 09:56) 

今度パタリロ貸して下さい（笑）
by takako (2010-02-08 20:54) 

itachaさま．
いやいや，中野ブロード・・・ほどディープな世界は
我が家にはとてもとても
せいぜい，アキバの駅前くらいのもので（笑）

by Yamada (2010-02-09 01:59) 

（業務連絡）パタリロ了解っす
by Yamada (2010-02-09 02:00) 

あ，ちなみに，昔のことですが
私，パタリロ読んで号泣したことがあります（爆）
by Yamada (2010-02-09 02:01) 

サイトーさん
一夜限りのライヴをやるそうですな。
武部聡志さんの鍵盤だけをバックにして。

メイとか白い炎とか大好きですなあ。
by たけ (2010-02-09 22:49) 

一夜限りじゃなくて、プラス１追加公演決まってました。
そっちはまだ発売前だよ。

by たけ (2010-02-09 22:53) 

そうですか～武部さんとコンビでアコライヴですか．
あ～行きたいなぁ．
と思って調べてみたけれど，年度末の月曜夕方に日比谷は絶対無理だなぁ
斉藤由貴は，本当に錚々たる作詞家，作曲家，そしてアレンジャーに恵まれて．
本人も，詩作の才やプロデューサとしての才に恵まれて．
今聞き返しても，彼女のアルバムは良い曲が溢れているんだよね．
でもまぁ個人的にはやっぱり初期の頃が好きだなぁ．
それこそ武部さんがアレンジャーに入っていた頃．
ガラスの鼓動からチャイム，風夢，ｒｉｐｐｌｅ，ＰＡＮＴあたりは
（斉藤由貴の声質・歌唱に関する好みは有るにせよ）
ホント，アイドルのアルバムとは思えない．
捨て曲無しなので，個人的に好みでは無いなぁという曲は何曲か有るものの，
どの曲が良いなぁとは，今でも絞り込めないです．

中期以降は，斉藤さん自身が人生本気モードに入ったこともあって，
色んな意味で重さ深さが曲間に垣間見えてくるからね．
嫌いではないですが，気軽に聴ける内容じゃなくなってくるよね．
まぁ，moiで，やっと一息つくというか，あぁ良かったよね～落ち着いて，と，
彼女の人生同様に，今のところメデタシメデタシにはなっているんだけれど．

おや？なぜ，レスコメ欄で突然，音楽評論してるんだろ，俺（笑）
by Yamada (2010-02-10 02:07) 

あのー
最後の写真の右下に見える
「TAKEMITSU」が大変気になるのですが…
by たけ (2010-02-10 21:44) 

たけさま

管理人黙って同居人が答えます。（爆笑）

「武満徹全集　全５巻」（小学館）でございます。

現在も売っているようですが
当時，予約販売だったので
これは買っておかなくてはと
近くの書店に注文したのはいいのですが
毎回，毎回催促のお電話を頂きながら
ぼちぼちと買いそろえていたのでした。
（だって高いんだもの＾＾；）

あの「のだめカンタービレ」に
武満徹さんの「遠い呼び声の彼方に！」が
出たときには
その音楽を確かめるために
この武満全集が役に立ったのでした。

それこそたけさまのお仲間と同じところで
（自分なりに）正面から向き合って真剣に勉強したので
こういうのがぼこっとあるのです。

しかし，息子達は今のところ
その道を受け継いではくれないようで。
それに今の自分も
その面影は
ときどきブログに
訳判らない音楽話が
出てしまうことぐらいだろうか＿？

以上長くなりました。
管理人さんが怒らなければいいな＾＾；）
by Yamada (2010-02-10 22:52) 

・・・だそうです（by　管理人yamada本人）

まぁ現代音楽は，彼女の専門分野なので＾＾

そのあたりを写真からツッコミはじめると
クローゼットの中の半分は，音楽の友社の吹奏楽講座シリーズだとか，
名曲ガイドシリーズだとか，オーケストレーション研究やスコアリーディング用の総譜類だとか
何とも同居人の独壇場な感じですけどね．
残り半分は様式集成とか，琳派調とか文人派とか華道関係の研究書ですが
いずれにしても，ようやっと日の眼を見ることになったので
とりあえず良かったのではないでしょうか．

それにしてもヒトが仕事でバタバタしている隙に，まったく・・・（ーーﾞ ）

by Yamada (2010-02-11 01:52) 

同居人子さまってば
５巻全部お持ちなのですかーっ
…すごい。すごーい。

武満さんのこと
わたしは“現代音楽”のおじさん、というより
ポップスな側面が大好きで。

いいですねえ、全集。
歳を重ねて時間がとれるようになったら
お気に入りの大きな椅子にあぐらをかいて
大きなマグカップにルイボスティー入れたりなんだりして
竹林の見える静かな日向で
ぼぼんやーーーーーーり
聴き進めたいです。同居人子さまにお借りして(^^)
（文中「大きな椅子」と「竹林」は夢です）



　





by たけ (2010-02-15 09:00)