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青森帰省おさらい(赤鬼ほか) [青森発見!]

週末帰省は,ずっと良いお天気でした.
500キロほども離れた青森の地から,遙か遠く西武ドームの楽天戦に
一憂二憂しておりましたよ.
とりあえず気分直しに岩木山,そして岩手山と二連発.
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ところで,色々と揉めまくり,青森市界隈ではちょいとしたウワサになっていた,
観光通りの,かねさ工場跡地でしたが,どうやら決着がついたようで,
このほど,MaxValuがオープンしておりました.
マックスバリューっていうと,近所のスーパという印象ですが,
ここは,ひ,ひろい.スーパーマーケットもどんどんと進化しておりますなぁ
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さて,このマックスバリューの酒販コーナを覗いて見つけた今回のお伴はこちら
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陸奥八仙というお酒の純米吟醸で,華想いという青森県産の酒造好適米をつかった一本
お味の方は,立ち上る吟醸香が個人的には甘すぎる気もするが,
決していやな甘さではないと思いましたかね.ただ飽きが来る気がしたけれど.
そこで,ちょいとお燗をつけて,あえて香りを飛ばしてみました.上燗くらいかな.
そしたら,ふっくらと旨味がでてきて,良い感じになりました.
瓶には冷やすか常温で,とありましたが(笑)気にしない.
これと,定番の大七純米生酛とを交互に呑んでました.これはどこででも手に入るから助かる.

こちらは,帰りしなの津軽SAでみつけたシャーベット.
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青森定番の林檎味と,もう1つ,これも隠れた津軽名産スチューベンという葡萄の味.
(スチューベンについては,昔記事にした記憶があるんで,参考にしてくださいね)
何か,スチューベン味の方が美味かったような・・・
林檎もうかうかしてはいられないぞ.

以前,堤町の赤鬼が店をたたんで佃のほうへあお鬼として再OPENした記事をUPしました.
で,旧赤鬼のほうも,関係者がひきとって,
ほどなく再び店を開けました,というところまでが,前回のあらすじでした(いつのネタやねん)
今回,丁度昼過ぎ頃に青森を発ってくる段取りだったので,
昼飯はこの,旧店舗の方の赤鬼でラーメンといたしました.

三種類のラーメンがメニューに載っかっているんです.
あっさり系の津軽中華と,濃厚系の鬼節そば,で中間の赤鬼ラーメン,と.
算数で解を出すときに,大きい方と小さい方から徐々に近づいていく,
”はさみうち”っていうやり方がありますが
なんか,それをふと思い出すメニュー構成だったりして(笑).
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こちらがあっさり側.津軽中華.見るからにあっさりですよね.
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実際,とてもあっさりしていて,でも飽きが来ない分,するすると食べてしまいます.
いわゆる,懐かしい味というヤツですね.魚ダシの良い香りが立ち昇ります.

続いてこちらが濃厚側.鬼節そば.見た目は見るからにこってりですよね.
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でも正直に言うと,”濃厚な動物系スープ,ガツンと効いた魚介節の風味”というほど
濃厚かというと,そうでも無い気が・・・
確かに魚介節はガツンと効いていると言えなくもないけれど,
単に思い切り鰹節系の出汁を煮出しただけ,とも言えなくもなかったりして^^;
グルタミン酸な酸味は確かに強いんですけどね.それは濃厚とは違う.
で,濃厚であるはずの動物系スープはその陰に隠れてしまっている.
魚出汁系のラーメンにおける,1つの進化系への挑戦,としては面白いと思う.
しかるに,まだ発展途上,というところかな.いささかバランスも悪い.
喰えなくはないが,クセにはならない.濃厚系はくせになるようでないと完成形とは思わない.

そして,中間にある赤鬼ラーメン
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こうして3つを食べ比べてみると,この赤鬼ラーメンのスープのバランスが
改めて絶妙なところにあると感じるのだな.これが.
魚系でありながら,動物系がしっかりと味の土台を支えているから
味に安定感があるし,満足感も高い.
むしろ濃厚と謳う鬼節そばよりも,食後の満足感は高いように思う.
あ~喰ったぁ,という満足感.

津軽中華のあっさり魚系ONLYスープも捨てがたいのだが,
この味は正直なところ,赤鬼じゃなくっても食べられるからね.
そうなると,やはり赤鬼ラーメンこそ,看板ということになるんだよね.

思うに,この赤鬼ラーメンのバランスのまんまで濃厚にした鬼節そばってのは
出来ないものかねぇ.それは食べてみたい気がするな.
実は,鬼節そばだけ,麺が違うんですよ.
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左:細縮れクネクネ系の従来の麺 右:鬼節そばの卵加水熟成系な太麺

この麺は美味い.良い麺だとおもう.麺だけなら三つ星だとおもう.
正直なところ,麺がこれなだけに,かえってスープに不満を感じたのかもしれないねぇ.
でもまぁ.こういう試みって,大いに歓迎できますね.
そのうちまた,帰省したら行ってみようと思うので,今後にも注目でございます.
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