比内地鶏のフライドチキン [今日のメシ]
以前,私の誕生日用に,比内地鶏を丸で用意していたのだけれど
丁度体調を崩していた事もあって,冷凍保存していたのが残ってました.
って,もう1ヶ月も前の話ですね^^;
しかし,思うにつけ,自分の誕生日のお祝い料理といったって,
我が家には,鶏肉を丸まんまで調理できるのは私しかおらんからの^^;
料理人が寝込んでたら,材料が余るのは道理である.
お父さんのお誕生日には,鶏の丸焼きが食べたいな~って,
誰が誰を祝う料理なのか,そもそもウチの家族の動機が不純である.
まぁ,いいけど.
で,さすがに冷凍とはいえ,あまり長いこと放っておくのもアレなので
解凍して,食べてしまうことにしました.
取り敢えず,バジルと香菜(コリアンダ)の刻みと岩塩を揉み込んでおいて
これを,熱したグレープシード&ゴマオイルで,中華風にフライドチキンにすることに.
ぶつ切りの鶏肉だと,結構簡単にできちゃいますが,
さすがに丸まんまだと,(手間としては特に難しいことは無いけれど)体力がいります.
だけど,完成形は,メチャウマ.中はジューシィ,皮はパリッパリ.
汗かいて,ウデがつるだけの頑張った価値がある料理法.
とはいえ,さすがに,油だけで,ホールの鶏の中心まで火を通すのはシンドイので
あらかじめ,中華鍋で蒸しておくことにして,手間をちょっとだけ省く.
大きさにもよるけれど,鶏1羽くらいなら,蒸し器を取り出すまでもなく,
ちょいと大きめの中華鍋や北京鍋でも,充分蒸気を使えます.
で,程よく余計な脂も抜けて,良い具合に熱が入ったところで,いよいよ油かけ
こういう感じで,シャーレンに載っけて・・・
あとは,じっくりじっくり,熱した油をかけてゆくだけ.
ただ,かなり油が飛んでくるので,
夏場だろうと,長袖が必須である.冬でも汗が止まらないというのに.
でもまぁ,それだけ苦労しただけのことはあって,
特に手間としては難しいことは何もないにもかかわらず,一度食べたらこれがやみつき.
市販のフライドチキンには,ちょいと手が伸びづらくなる.
難を言えば,調理後のキッチン床が,飛び跳ねた油でテラテラ状態になっているのを
必死で復旧する手間が,いささか気重なことくらいか^^;
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