THE HA'PENNY BRIDGE

THE HA'PENNY BRIDGEは仙台ではまだ珍しい，本格的なIrish PUBである．

店内外のInterior,Exteriorが，新興のOffice街にここだけ違う空間を作り出している．
それは，如何にもNorthEuropeの庶民達の憩いの場．
扉を開け，中に入ると，北の国独特の温かさが店内にあふれているような気がしてくる．
この日，外は冷たい雨の一日であったが，
夕暮れ後の店内には，入った瞬間からホッと息が抜ける雰囲気がある．

それは使用しているAntiqueな風合いの木のぬくもりや，
HeartWarmingな電灯の柔らかな明かり
そして店員さん達の快活な笑顔といったものが作り出しているのだろう．

ところで，Irish PUBとはどんなものか．
実のところ私もよく知らない（笑）
もっとも，この店がアイリッシュパブだとするならば，
たとえば，テーブル席であっても注文はカウンタで前払いする，とか，
イギリス，特にやはりアイルランドのドラフトなビールが，
ビアスタンドから1pintのグラスに注がれるとか，
アイリッシュウィスキィがずらり揃っているとか，
アイルランドの伝統料理，地元料理が色々と楽しめるとか，
そんな感じなのだろうと思う．

では，その一端をご紹介しましょうか．
まずは，何をおいてもビール．これが無くてはアイリッシュパブの夜は始まらない．
そしてアイルランドの伝統料理をツマミとする．

主要な名物料理を少量ずつと1pintグラスのドラフトビール１杯がセットになった，
”グランドスラムセット”というのがあるので，最初はとりあえずこれをオーダするのが，
手っ取り早く“仙台に居ながらアイルランド紀行”には良いように思う．
Fish and Chips, Oridinal Chicken Wing, Salad, and Shepherd's Pie

ということでオーダ．
ビールはBODDINGTONを指定．
きらきらと黄金色の綺麗なビールである．

ちなみにアルコールの飲めない同居人は早々にデザート．
名前はよく知らないが，自家製の手作りなデザート２品である．
ちょいと味見させてもらったが，いけるいける．

さて２杯目．定番ギネス．
クリーミィな泡が口の周りをサンタにする．

こいつに，良く合いそうな自家製の煮込みをオーダ．Irish Stewである．
それからコルキャノン．マッシュポテトにベーコンとキャベツが載っかった
アイルランドの家庭料理．


しかし，こうしてみるとジャガイモが多いことに気付く
まぁ，大好きだから良いけども．

そしてIrish Whisky＆自家製ピクルスへと切り替え
ピクルス，綺麗だね．

日本ならば漬け物で茶碗酒，冷やをくいっと一杯ってところか．
それはもう，どうにも止まらない日本酒SpiralのStandardであるが，
ブラックブッシュ，グリーンスポット，ジェイムソン，ブッシュミルズそしてタラモアデュー
Irishな地酒もまた，際限のない無限階段のような夜の始まりをもたらすのである．

コメント 2

昔、酒屋さんだったところですよね？
こういった雰囲気のよく、お洒落なお店見つけ出すの
Yamadaさんはスペシャリストですね♪
by takako (2006-11-20 22:04) 

takakoさま，nice!＆コメントありがとうございます．
今でも，横にはさりげなく，こぢんまりとお酒屋さんが残っています．
昔と同じお店なのかどうかは判りませんが，
外から覗いたら，なかなか良さゲなウィスキィの品揃えが見えました．
帰り際にゆっくり覗いてみようかなと思いつつ，
このときは，HA'PENNYSの方で長っ尻しすぎまして，すでに閉まっていたので
今度行くときには，立ち寄ってみようかと思います．

スペシャリストって言っていただくと，何かテレてしまいますが，
ただの呑べ～ですよ＾＾；
by Yamada (2006-11-21 01:54)