稚加栄の辛子明太子 [まにあっくな逸品]
さて,明太子だ
七月に災害対応で,一緒に仕事をさせて貰った方が,ご実家福岡でいらして,
お盆に帰省された折,
是非是非,これを食べてみて,と送ってくださったのが,こちら.
博多の稚加栄というお店の明太子です.
軽く焙って食べると良いよというメールを戴いておりましたが,
まずは初日は,そのまんまでいってみました.
お酒のほうは龍宮の瓶仕込を六四で.
食べてみて驚いた. あぁ~なるほどなぁと,納得した.まさに,眼からたらこである.
明太子って,本来細かい卵の集合体なのだけれど,あまり普段それを意識することがない.
一口ひとくちを1単位と考えることが多い.
しかし,この明太子は違う.個々の卵の粒がはっきりと認識できる.
まるで一流の職人が握った鮨のように,明太子が,ほろほろと口の中で崩れてゆき,
ふたたびそれが,渾然一体となる.
う~む,これは美味いなぁ.クセになる.
味付けも強すぎず,弱すぎず,このあたりが恐らく秘伝の味ということなのだろう.
さて,日を改めて,今度は炭を熾して,焙り明太.
まともな明太子は焙ることで旨味が増長するが,
ヘタな明太子だと,火を通すことで,みるみる化粧がはがれていく,とも彼の伝.
なるほどねぇ.
外側は火を通しつつ,中はレア.
焙り具合も,ナカナカ難しいところがあり,焙っている間中目が離せないのだが,
巧い具合に焙られた時には最高の食感である.
外側のほろほろ感は益々上昇し,それでいて中のしっとり感と旨味もグングンと伸びる.
焼酎も良いけれど,こいつぁビールだったね.
焼きたらこ!!
一口食べて うほほほ。。。(^^*
自宅であぶってなんて贅沢な食べ方ですとよ。
by takako (2008-09-03 18:03)
ほんと,焙り明太子がこんなに美味いとは
この歳まで,ついぞ知りませんでしたよ.
芋蔵とか,焼酎系のお店ではオーダすることがあって
焙り明太自体は,ちょくちょく食べてはいたんですが,
やっぱり自宅で焙りながら,炭の上から直接口内のルートは
味も風味も別格でした!
また,送ってくれないかなぁ・・・(←他力本願)
niceありがとうございました
by Yamada (2008-09-06 09:14)