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桜ばかりが花じゃなし [青森発見!]

実家で法事があったもので,ばたばたと帰省してきました.
無事法事を終え,会食のご馳走も食べ,たらふく酒ものんで,
さてついでに青森観光でも・・・と思った矢先に39度の高熱に襲われ,
全身の激しい関節痛と悪寒に,
結局は丸々一日布団から抜け出せませんでした.やれやれ
貴重な休みは,ゆっくりと出来ましたか?と問われたならば,
まぁ,丸一日寝ていた訳ですから,
”はい,ゆっくり出来ました”と答えるのが,正解なのでしょうけれど
どうも,しっくりと割り切れないなぁ(^^;)
サラリーマンの鑑というべきか・・・

ところで,今年は青森の桜も非常に巻きが入っていたようで,
4月下旬には既に散っていたらしい.
勿論この時期には花びらのヒト片も無く.ちょいと寂しいといえば寂しい.
P5068312.JPG
桜が終わると,
連動するかのように,津軽平野の丘陵部が,一面に満開の白い花に彩られます.
そうです.林檎の花です.
P5068307.JPG

弘前城の桜も(少なくとも個人的には自信をもって)日本一かもしれないけれど,
この林檎の花が咲き乱れる光景こそ,青森じゃなければ見られない風景だな.
平年だとゴールデンウィーク頃には,まだ時期尚早なのだけれど
今年は季節のハイスピード進行のおかげで,満開御礼.
P5068309.JPG
P5068310.JPG
まぁ,この花が眺められたことで,よしとするか^^
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たけ

ああ、すばらしい。
また冬においしい赤い実たちが
たくさんやってくるのねーん♪
ビバ!アポー!
(…と、昨年のリンゴを食べながら想いを馳せる)
by たけ (2008-05-07 17:21) 

egao4ks

へえーりんごの花かー。
初めて見ます。
これがぷっくらぷっくらとりんごになると思うと、楽しみですね。
わたくし事ですがまだ青森のりんごを食べたことがありません。
日本一の産地のものを食べてなくて、情けないですが・・・。
毎年信州産りんごは食べてます。
やはり味もピカ一の日本一なのでしょうね。今年食べてみます~。

by egao4ks (2008-05-07 19:03) 

Yamada

>たけ様
たけ家も林檎が大量にストックされてそうですね(笑)
青森関係者の間では季節になると,
殆ど貨幣とおなじくらいの流通ウェイトで
林檎の木箱が飛び交うからなぁ.
海の幸,山の幸豊かな青森はまた,
素晴らしき物々交換の世界でもあり,
経済白書には決して顕れない青森県の豊かさの指標でもある.
要するに絶対評価としての”お金”を,あえて間に介する必要など無く.
充分に人間関係だけで,経済活動が成立する世界なんですよね.
なので,帰省するたび,食卓にはご近所だとか親戚だとからの
四季折々な頂き物,お裾分けが居並んでるのが楽しくてね^^

今回も息子(私)夫婦と孫達のために
大好物の赤い紅ショウガのおいなりさんを40個も作っていた
うちの実家のおふくろですが,
ご近所にお裾分けしていたら人気で,殆ど無くなっちゃったのよと
みんなで大笑いしたのでした.
で,そのお返しがまた,ご近所からどっさりやってくる,と.
そんな青森が大好きです^^

by Yamada (2008-05-07 22:54) 

たけ

そうそう
その世界。わたしも大好きです。
それがうちの実家の中に再現されています。
ただし、うちの場合は物々というより
ハガキ1枚←→各地の名産、といった感じ(^^;)
そのハガキの中には
人の紹介だったり、情報だったり
相手にとって贈り物に値する内容が入っているのかもしれませんが。

おいなりさん40個用意してくれる母上…
すてき!あったかいね!やさしいね!
残しておいてね!!わははー!!

物々交換、人の繋がり
わたしのめざす老後の姿です。
by たけ (2008-05-07 23:29) 

Yamada

>egao4ks様,いつもnice!ありがとうございます.

私は逆に青森以外の林檎を食べた記憶が無いので,
(注:別に青森林檎以外は食べんぞという堅いポリシーが有る訳ではなく
   前コメントにも書きましたが,季節になると方々から集まるので
   他地域にまで手を伸ばす余裕が無いだけですけれど・・・
   自前で消費するのもそうなのですが,ばばぬきのJokerと一緒で
   いかに周囲へ流通・拡散させるか,ということに頭を悩ませます^^
   意外なところに青森関係者がいたりして,お裾分けにあげると
   違う銘柄が倍返ってきたりして,林檎のネズミ講状態ではないか!
   流通量日本一とか云ってますが,実は関係者の間でぐるぐると
   廻っているだけじゃないかという気もしないでもない・・・
   まぁそれでも数ヶ月も過ぎると,驚くほど無くなり不足してくるので,
   やはり,しっかり消費されているようですが..と,ここまで注記^^;)
他の地域産の林檎の味と比較は出来ないのですが,
周囲の話を聞く限りは,やはり青森産は美味しいらしいですね.
単に甘みが多い,糖度が高いとかいう事ではなく,
どうやら様々な味の”バランス”の良さが評価されるようですね.
青森林檎といっても,実は20種類以上の銘柄があるんですが,
単に赤林檎・青林檎といった見た目の違いだけじゃなく,
それぞれに糖度や酸味,香り,食感といったものが驚くほど違う.
また,よく知られる紅玉のように,生では酸味が立つけれども
火を通すと絶妙の優しい甘さが花開くといった品種もあります.
素晴らしき青森林檎,ぜひ,召し上がってみてください.
そして,出来ることならば,”青森林檎”というカテゴリィを飛び越え,
”青森林檎の○○の銘柄!”と,お気に入りの銘柄を見つける楽しみも
ぜひとも味わってみてくださいね.
(ワインとか紅茶とかの様なDeepな世界に入っていきそうですが・・・)

余談ですが,先日帰省先の青森で病床に倒れていた際に
熱うつつで呑んだ林檎ジュースが感動的に旨かったです.
シャイニーアップルジュースの”赤のねぶた缶”というヤツです.
このシリーズ,金・銀・赤・青とあって
各々味の傾向とブレンドが違う!(ほらDeepな世界が・・・)のですが
金は以前にも飲んだことがあり,どちらかというと爽やか系でした.
ところが,この赤は何とも濃厚なコク系.いやぁ旨かった.
そんなわけで,機会がありましたら,そちらも是非どうぞ~
by Yamada (2008-05-07 23:43) 

Yamada

>たけ様
1枚の葉書が,何よりも嬉しい贈り物だったりすること,有りますよ.
筆無精な私としては,大きな事は言えませんが.
もっとも,たけパパからの葉書なら,
恐らく,かっぺいさんからの絵葉書と並ぶ,
プラチナペーパかもしれませんね^^
私もいい年だし,少しは筆まめにならないといけないかなぁ.
年賀状とか葉書一枚で繋がっている交友関係って有るものね.
そういうものが徐々に愛おしくなってくるこの年頃ではある.
by Yamada (2008-05-08 07:41) 

たけ

手紙、わたしもかつてに比べると
グッと減りました。
yamada連れ合いさまからいただく季節の便りに
いつも感心してしまっています…見習わないと。

小学校のとき隣の席だった男の子とは
いまだに年賀状交換してます。
仙台を離れ弘前、そしていまは五所川原。
年賀状にうつる子供の顔が
隣に座っていたころの彼にそっくりで
笑っちゃいつつ感慨深いです。
by たけ (2008-05-08 15:33) 

Yamada

>たけ様
年月を経ることで淘汰され残るもの,見えてくるもの,気づくものがあって
そういう意味では,歳をとるのも悪くないなぁと思います.

何ヶ月か前に,中学校の同級生と久々に呑んで,
あっというまに,昔に戻ったんだけれど,
逆に今の自分が社会生活のなかで,
(当然だけれど)随分と素の自分を調整しながら生きているんだなぁ,
ということに,今更ながら気づいた.
子供の頃は,自分に素直でいれば良かった.
その自分が判らなくなることも,多かったけれど.
でも,時折過去に戻ってみるのも,悪くはないな,と思った.
なんかそういう繋がりは,とっても大事なもののように思える.

同居人からの便りについては,
”いえいえ,大したもんじゃございませんが”と
真面目な社会人としては云いたいところですが,
まぁ,彼女は私には無いものを色々と持っているのでねぇ
素直に感心しておいていただくことにしますよ.
つきあっていた頃からも含めれば,もう15年以上になるのにね
それでも,まだ時折,新しい知らない一面に気づくときがあって,
これもまた,歳をとるのも悪くないなぁと思うことかな.
by Yamada (2008-05-10 02:29) 

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