旅立ち [思ったこと]
息子達は今日から春休みです.
例年,年度末は私も同居人も多忙な時期であることもあって
息子らには,私か同居人の実家にヴァケーション(?)に行ってもらってます.
昼間子供だけで留守番させるのも,ちょっと心配だし,
夜も夫婦そろって帰宅が深夜近くなる時期なもので.
さて,前回までは,週末をかけて車で実家まで送っていっておりましたが,
今年は初めて,子供達だけで,はるばる青森の実家まで大旅行です.
下の息子2年生は,物怖じをしないタイプなので,
にぎやかにはしゃぎ回って,行く気満々ですが,その分何をするか判らん.
ひょっとすると,イキナリ途中の盛岡で,こまち切り離しを見に外へ出たりなんかして
しかも,そのまんま乗り遅れたりなぞするかもしれん.実にしそうな気配ぷんぷんである.
そんなわけで,”保護者”の上の息子4年生は,あまり乗り気ではない.
もともと慎重なタチで,石橋を叩いたけれど渡らない,というような性格なので,
昨日あたりから,ため息の付きどおし.緊張でかなり鬱入ってるようです.
それでも,どうやら2人して,牛タン弁当を手に,切符をいれたチケットフォルダを首からぶらさげ
遙々と,出発してゆきました.
途中のドタバタぶりが目に浮かぶようだけれども,
周囲に迷惑を振りまきつつも,とりあえずは無事についてくれれば,と願うところである.
丁度今頃は新幹線の中.
昔に比べれば,時間も手間も比べものにならないくらい楽な列車の旅だけれど,
無事到着の連絡が届くまでは,仕事に身が入らないこと請け合いである.
節目の時候,新生活に旅立ってゆくのであろう,大勢の人たちにあふれかえるホームで
徐々にスピードを上げ,みるみる遠ざかってゆく,はやてのテールライトを見送りながら.
ふと,親の切なさというものを,初めて感じた瞬間でした.
* * *
おまけ.JRの検測車,E926 East i(イーストアイ)がホームに停まってました.
記念撮影なり
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