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ウィルキンスンのジンジャエール [酔っ払いのもと]

さて,先日はジントニックについて書いたので,
ついでに,ジンリッキィと,ジンバックについても書いておきましょうか.

私は映画を観たり,音楽を聴く時のお伴に,ロングカクテルをしばしば家で作るんですが,
あくまで自分が呑むためだけに作っているシロウトであって,プロのバーテンダではないので,
正直なところ,カクテルのレシピ自体はあまり種類を知りません.
自分が呑んだことのあるもの,とりわけその中でも好きなものは何も見なくても作れますが,
それ以外のものについては殆ど知識を持ち合わせておりません.
結果的に,作れるカクテルの数は,とても少ないわけなのですが,
その一方でカクテルのおもしろさというのは,ベースのお酒が1本あれば,
割るものを替えるだけで,一気に多くのヴァリエーションが楽しめることでもあるわけです.

例えば手元にジンが1本あるとして,何でも手元にあるもので割った時点でカクテルが1つ
また別のもので割ると,違うカクテルが1つ.もひとつ割るとカクテルが3つ
割るとそのたびカクテルがふえる・・・って歌が有りましたっけ(^^; ないない

実際のところは相性というものがあるので,
もちろん何でもかんでも混ぜればいいと言うわけではないんですが
出発点として,私も含めてシロウトでも比較的簡単に作れちゃう系代表が,
文頭で書いた,トニック・リッキィ・バックの御三家な訳です.
もちろん”シンプル”と言う言葉は”奥が深い”という言葉と同じカードの裏表なので
マトモなお店でオーダすれば,”傍目にはどう考えても自分と同じに作ってる筈なのに
自分には絶対に真似できない美味いカクテル”が目の前に差出されます.それがプロってぇもん
が,それはそれ.こっちはあくまで家で作って楽しみましょうという話ですのでね.
つまるところ,カクテルのアーリオ・オーリオな感じですな

御三家を整理すると,ベースとなるお酒に柑橘系の果汁を混ぜ,
 トニック→トニックウォータで割る, リッキィ→炭酸で割る バック→ジンジャーエールで割る
ということになります.
リッキィというのは,正しくは柑橘系の実をグラスに落としておき,
お好みに応じて,マドラで適宜つぶしながら呑むカクテルですが,それはまぁ,さておき.
要するにジンをこれらで割れば,ジントニック・ジンリッキィ・ジンバックですね.
これだけでアナタもカクテルを3種類マスター(^^)
ベースを替えれば,そのまんまベースの数×3ずつ,作ることのできるカクテルのネタが増える.
もっとマニアックに言えば,タンカレを使えば,タンカレトニック・タンカレリッキィなわけで
んでビーフィータジンなら,ビーフィータトニック・ビーフィータリッキィ
家で作るぶんには何でもアリなので,別にウォツカを割ろうが,アクアビットだろうが焼酎だろうが
美味しければ良いじゃん.ということですね.
いいちこならばイイチコトニック・イイチコリッキィ・イイチコバック(意外と合いそう^^)
伊佐美ならばイサミトニック・イサミリッキィ・イサミバック(をいをい^^;)
ヘァをわればヘアトニック,エァをわればエァバック(いい加減にしろ++)
ちなみに一応ジン系にはライムを,ウォツカ系にはレモンを加えるのが御三家のお約束ですが
別に自分で呑む分には逆だってかまわないですし,グレープフルーツだろうが,かぼすだろうが
この間書いたようにシークワーサーもさっぱりしていけます.
大体普通の家に,ライムなんて常備してないよね~

ところで我が家の場合は,
トニックウォータ(元気水というくらいの意味です.作り方不明)はシュウェップスを常備してます.
たまに切らすと近所では売ってないので,多めにまとめ買いが必須.
最近はやまやブランドのも結構イケるので,半々くらいで買ってます.

炭酸についてはソーダサイフォンを使って冷蔵庫に作り置きしてます.
ソーダサイフォンは名前の通りソーダを作るサイフォンですが,
通販で大量にまとめ買いすると,カードリッジ1本70円前後になり,これで1リットル作れるので
我が家のように(息子らも果汁とか割って飲むので)多量に消費する場合はお得です.
好きなミネラルウォータを使って炭酸水を作れる,というのも魅力です.

さて,ここまで来て,やっとタイトルに書いたジンジャーエールの話に入ります.
相変わらず前振りの方が長くてすまんすまん.
ジンジャーエールというと,カナダドライとかがメジャー系なんですけどね.
我が家では何故かウィルキンスンという
一般には聞き慣れないメーカのジンジャエールを使っています.
一応今は吸収合併されて,発売元はアサヒ飲料なんで,
もっとメジャーになりそうなものだが,なぜかならない.たぶんならない^^;
業務用としては比較的流通しているらしいが,一般にはなかなか手に入らない.いったい何故か?
まぁ一度飲んでみれば納得しますよ.とくに瓶のラベル印字色が暗赤色の方を.
カナダドライのジンジャーエールを思い描いて,初めて1口ごくりと飲んだ方は
恐らく8~9割の確率でむせかえるか吹き出すのではないかと思われます.
とにかく刺激がハードで辛い.
ミンティアのドライハードを液体にしたものに,
生姜を摺りおろして大量に投入した感じの味(わっかるかなぁ~わっかんね~だろうなぁ^^)


ソフトドリンクとして呑むには,初めのうちは,ちょっと勇気がいるという恐怖の飲み物です.
しかし一度この刺激にハマルと,もうカナダドライなんて,ゆるくて飲んでられっか~となる.
なった本人が言ってるんだから間違いない.でも自分がマイナなのだろうとも自覚してますが.
世の中知らなくて良いこと,知らない方が良いことも有りますが,
まぁ知っててもソンにはならないことも多いので,もし見かけた際には取り敢えずおためしあれ.

■ 追 伸

 記憶違いかもしれないんですが,昔ウィルキンスンのジンジャエールって
 缶でも売ってませんでした?
 高校の頃ガッコの近くの店でたまたま買ったような記憶があるんですが・・・
 その後見かけず,一体あの飲料は何だったんだ?と長らく謎だったんです.
 それが私のジンジャーエール初体験だったもので(^^; いやはや


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タンカレのジン [酔っ払いのもと]

酔っぱらいの戯言(ちなみにタワゴトの読みが正解です)なのに酒の話題がこのところ少ないので
久々にお酒の話題にしましょうか.
”タンカレのジン”です.
なお,綴りを見ると(TANQUERAY)タンカレィと発音するのが正解と思うですが,
何となく仙台周辺に良く見かける別な食べ物を思い浮かべるので(^^;以下”タンカレ”と書きます.
アクセントは最初の”タ”です(笑).決して”カ”で揚げないように.

さて,くだらない話はさておき.
タンカレのNo10というのが,我が家に常備されてます.
最も古い10番ポットという蒸溜釜を限定使用した商品だそうです.
ジュニパー・ベリーも乾燥ではなく,フレッシュなものを使用しているとか.
で,何が魅力か?ってもうアナタ,普通のタンカレより実売200円くらい高いながらも,
もう歴然と味が違って,よりクリアーでキレがありシャープで・・・・・etc

・・・とか書けるとカッコいいんですが(笑).
実のところ正直言って,よく違いがわからん(;.;)
ヒトに言わせると,まろやかでフレッシュで,これぞ古き良き英国って感じじゃん!となるんですが
言われると,確かにまぁそうかも・・という程度だったりします(タンカレ蒸溜所の方々すみません)

んじゃ何であえてNo10を買うのか?というと
ひとえに”ビンがカッコええなぁ”ということでしょうか(全く,呑べーの風上にも・・・)
ビンの緑色はタンカレ・ジンのシンボルな訳ですが,
更にこのすらりとしたデザインは,ジンが持つシャープな魅力を
実に端的に表現している気もしないでも無かったりする(何か今回は文章全体に自信がない^^;)

もともと,家でもマティーニが飲みたくって,
ノイリープラットのベルモットと一緒に買ってきたのがタンカレのジンを呑み始めた最初ですが
ベルモットは全く減らずに,ジンだけがどんどん無くなっていく.
そりゃそうだ.使う量が全然違う.
そのうち,ベルモットをたらしたり,いちいちライムから果汁を飛ばすのが面倒くさくなって
ジンだけ呑むようになっちゃいまして(^^).
特にタンカレはジンの中では,あまりクセがない部類に入るので
冷やしたミニショットグラスに氷の破片を浮かべて呑むのもオツなものです.
折角なんで久々にステアグラスを引っ張り出して,マティーニも作って並べては,みましたけど.
お味の方はプロにはかなうべくも無いですが,ま,デジカメ写真くらいはごまかせるでしょう.

ところでジンといえば,
ここ2~3ヶ月ですが,ちょっとジントニックにもはまってます.
私のはシロウトなんで,単純にジンをシュウェップスのトニックウォータで割ってるだけでして,
割合もその時々の体調・好みで全く勝手にやってます.
ある意味,最も自分にあったジントニックがいつでも飲める(といえば聞こえだけは良い)

ところがどっこい,塩竃くんだりでは,トニックウォータすら近所では手に入らなかったりして,
あぁ,ジントニックが呑みたい~と半日もだえ苦しんで同居人にだだをこねた末に,
ふと思いついたカクテル(といってよいのか?こんな事書いてるとまた読者数がへるなぁ)・・・
これが,呑んでみたら意外に美味くて,ここ数週間はまっているのは,
No10とシークワーサーの果汁(近所のジャスコで売っていた生搾り台湾シークワーサ瓶入果汁)
をステアグラスでステアしたのち,ロングタンブラーにいれて三ツ矢サイダーで割る.という(^^;
そう,スクリュードライバがバヤリース・オレンジでなければならないように
このカクテルは三ツ矢サイダーでなければならないのです.

酔いとともに,だんだん,カッコつけるのもかったるくなってきて
3杯目くらいからは,直接グラスにジンとシークワーサと三ツ矢サイダーを直入れして
ハシでかき混ぜてたりして・・・(^^;
ま,そんなもんです.

■ 追 伸

 ところで話を最初に戻して,”カ”にアクセントの有る方の”タンカレー”ですが
 基本的には”長時間かけて牛タン丸ごとをとろとろと柔らかく煮込んだカレー”
 という定義ですね.よく洋食やさんにあったり,牛タン屋さんでも出しているところがあります.
 ところが時たま,”カレーの上に焼いた牛タン(しかも薄い)が乗っかっているだけ”
 (まぁ確かにタンカレーだけどさ)というのが出されたりすることがあります.
 これ,期待しただけがっかりする訳ですが,何か名前的に区別できないですかね?
 以前は何となく値段で判ったもんですが,昨今,単に焼いただけのタンも結構なお値段なので
 区別が付けづらくってね・・・


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私の愛するウィスキィ(3) [酔っ払いのもと]

なんだかんだで3回目
さて三回目はブレンデッド・スコッチ・ウィスキィです.

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テーブルワイン [酔っ払いのもと]

やばっ.11月に入ってから,全然書き込んでないぞ.
何だか最近仕事で朝から晩までパソコンに向かってるので,
これ以上キーボードをたたく気力が起きないんですね.
昨日の夜から出張に出るはずだったんで,溜まってたネタを
ホテルでまとめて打ってやろう,と思ってたんですが,
急な仕事がクライアントから飛び込んできて急遽変更.出張中止.
結局一日中,会社にカンズメでした.
(カンズメって”缶詰”かとおもってたんですが,”館”詰めと書くんですってね)
相変わらず酒は呑んでますがね(^^;晩酌は欠かせない.継続は力なり(ん?)
せっかく終電まであくせく働いたのに,その後呑まずに寝るのは勿体ないでしょ?

先日ネットでまとめて普段呑み用のワイン(いわゆるテーブルワイン)を買い込みました.
自分だと冒険できないんで,選定はお店にお任せで,12本木箱入りで1万円ナリ.
殆どが名前も知らないワインなので,楽しみです.
ただ,どれも寝かせておくようなワインではなく,
いずれも既に飲み頃っぽいので,急いで呑まないと(^^;いやぁしんどいなぁ(←嬉しそう)


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私の愛するウィスキィ(2) [酔っ払いのもと]

二回目はスコッチのシングルモルトいってみます.

シングルモルトの中では,ボウモアというウィスキィが最も好きです.
ラフロイグとかラガヴーリンとか,アイラ島で作られているウィスキィは,
薬草くさいような,スモーキィなような独特の風味があって,
(性格と一緒で)素直でない酒が好きな私としては,いずれも好きなんですが
その中にあっては,ボウモアは最もバランスがとれた味わいを持っているような気がします.
ちなみにこの風味は,アイラ島独特の潮風を含むピートから醸し出されるのだそうです.
素直でない酒と書きましたが,その土地の風土に従った作り方をしていて
その土地ならではの味を出しているわけですから,
むしろ,とても素直なウィスキィだと言うことも出来るでしょう.

ボウモアは,昔どこかのバーで教えてもらいハマりました.
最初の1杯目はびっくりしましたが.
”ええっこれがウィスキィ?”
当時はまだあまり一般の酒屋には出回ってなかったんですが,
やまやでは直接輸入してたので結構手軽に入手して呑んでました.
ご承知の通り,何年か前に醸造元にSUNTORYが経営参加してからは
更に日本でも入手が楽になりました.

作家の村上春樹さんの著作で”もしぼくらの言葉がウイスキーだったなら”という
ウィスキィを訪ねて歩くイギリス~アイルランドの紀行記があり,
作中でアイラ島と,その地酒としてのアイラ・ウィスキィについても
詳しく書かれています.
その写真や文章を見読するにつけ,ますますこのウィスキィに対する
思い入れが深くなりました.

終電まで仕事をして帰宅し,夜中にふと息を抜きたくなったときに
明かりをぼんやりと落とした部屋のソファに一人佇み
ゆっくりと口や喉に染み込ませるように呑むのが好きです.
飲み方は常温のままで,すこし水で割った位で呑むのが一番美味いように思います.
夏ならばロックでもいけますが.

■ 追 伸

 ちなみにアイラ島以外で言えば,最近はマッカランかな
 これまたシングルモルトの頑固さと
 あたかもブレンデッドのような華やかさを併せ持つウィスキィと思います
 なにせシングルモルトのロールスロイスってくらいで・・・・
 


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