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夏は続くよどこまでも・・・ [今日のメシ]

相変わらず,細かい仕事をする下の息子である.
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先日,明け方に帰宅したら,またまた徹夜で描いていたのだけれど,
よくまぁ,集中力が続くと思う.
折角だから撮っておいてやるよ,とレンズを向けても殆ど反応無し(笑)
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どうせ描くなら,もう少し将来メシが食えそうな絵を描いて欲しいところだが,
本人は全然そんな気は無くて,単に友達から依頼されて愉しんで描いているだけ,という.
(本人は継ぐつもりでいた嫁の実家の養殖業経営が津波で廃業となってしまった今,彼の将来の夢は電車の運転士なので)
まぁ,当人が好きでやっているなら良いけどね...

さて,息子の将来よりも自分の将来(特に下腹付近と肝臓あたり)を考えないといけないご時世ではある(^^;

■某月某日
世間は休日な初夏の夕暮れ時の仕事上がり.
この日は,とあるパーティで知り合ったY恵と食事.
彼女は私のblogのことを知っていて,その話題で盛り上がったのだけれど,
彼女自身も食べることが好きなようで(まぁ,このblogを飽きもせず読み通すぐらいですから・・・)
そのときも,どこかお勧めのお店は無いかしら?という話になり.
「ちょっと,気になるお店があるので,良かったら今度ご一緒にいかがですか?」
というのがきっかけだった.
それ以来,彼女とは時折お店の開拓なんぞをしている.
よく他の方からも同じような質問をされることがあるのだけれど,お店の好みなんて個々なのだから,
あまり具体的な店名はあげずに曖昧に答えることが多い.
ただ,相手がとても魅力的な場合には,上記のような展開となることも無いわけでは無い.
まぁ連帯感というか,冒険の共犯者にしてしまう訳だけれど,
その初めて行くお店が”当たり”だったら,それは大成功だし
失敗だったら,それはそれで,「また今度,別な店を試してみようよ.」口実になるしね.

北四番丁駅で待ち合わせたのだけれど,珍しく時間になっても来ない.
彼女は,時間には正確なほうなので,
15分過ぎたあたりでちょっと心配になって連絡しようかと思ったタイミングで,
遠くから息を切らせて手を振りながら駆けてくるのが見えた.
「ごめんなさい,うっかり乗り過ごしちゃったの」
彼女は元々美術系にとても造詣が深い出自なのだけれど,某超難関大学に入学してたりして
要するに結構な”きれもの”だったりするので,食卓の話題にも事欠かない.
でも時折,行動に,こんな天然が入ることがあって,
そこがまた魅力である(たまにしか会わない身としては)
一方で,彼女のとてもCuteな格好や髪型を眺めると,
実は乗り過ごしは口実で,私のために結構支度に時間をかけてくれたんじゃないかな,と
あらぬ期待を抱いたりもする.(勿論,それは口には出さない)

「ホントは19時までに入店すれば,数量限定でオマール海老のアメリケーヌソースが有ったんだ」
でも,もう売り切れちゃったかな
「えっ,そうなの?ホントにごめんなさい」
いいよ,いいよ.限定メニューにこだわるより,自由に好きなものを選ぶ方が愉しいからね.
北四番丁駅から,すこしだけ南下した北二番丁.
東二番町通りから上杉方面へちょっと入ると,魅力的かつ個性的なお店が並ぶ一角に,
この日の目的地,Creperie Note がある.
今回は冒険目的では無くて,私は会社から近いので昼・夜としばしば使っているお店であるが,
Y恵とはこの日が初めて.
だいぶ暑くなってきた初夏だし,あまり肩肘張らずに泡でも開けながら
めいめいに好きなもの頼んでシェアしあおうか?というのがこの日のコンセプト.

お店に入ると,こぢんまりとした店内はグループが1組と,若いカップルが1組
丁度半分が埋まったくらい.
このお店は,ちょっとしたビストロ遣いやカフェ遣いもできるし,
その気になればしっかりとした食事も組み立てられるので,
若い学生さん風のカップルやグループも多く,結果店内は華やかな活気に満ちることになる.
とりあえず,待っている間に喉が渇いてしまったので,ガブガブいけちゃうヴァンムスーを,ということで
グランコリーヌのクレレット・ド・ディをチョイス.
まるで花畑のようなエチケットにY恵の眼も輝く.
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グラスに口を近づけた瞬間に,ミュスカの香りが盛大に広がるこのワインは,
きりっと冷やすと,初夏の夕暮れに最高のマッチングである.
「とても美味しいわ.何というのかしら.この絵の通り,お花畑の中で香りに包まれているみたい.」
味はどうだい?甘すぎない?
「全然平気よ.ほのかな甘さが広がるけれど,この後の食卓の愉しさを予告しているみたいな華やかさで,
何だか,わくわくしちゃう.」Y恵はにこっと笑って,そう答えた.
Y恵については,私もある程度好みや性格を知っているので,
こういうちょっとしたサプライズ的なチョイスをしやすいというのもあるけれど,
やっぱり最初の1本目のワインというのは,
特にそれをアペリティフにしながらメニューをチョイスする様な,こういったビストロ・スタイルの場合,
ましてや相手が初めて食事する女の子だったりすると,なかなか難しいものがある.
これから数時間のあいだテーブルを囲む相手との,呼吸の合わせどころというか,
「んーちょっと,好みじゃ無い」とか言われちゃうと,結構アセるのである.男というものは.
そういう意味でY恵は,恐らくきりっと辛口の冷えた泡がくるかな,と思っていたところに
予想外の甘口がやってきたというサプライズに,見事に返したわけだ.
「クレレット・ド・ディっていうのはね,Y恵」そうなると,私も口が軽くなってくる.
「まだ,シャンパーニュ地方での発泡ワインの製法が確立されるずっとまえ,2000年も前から
ローヌ地方のディという街で作られていた発泡酒なのサ」
「ディオワーズ・アンセストラル方式といって,蔗糖も酵母付与もせず,自然の糖分と酵母だけで
途中から瓶発酵させるんだ.発酵とともに圧力が上昇すると,ある時点で発酵が自然に止まる.
だから,アルコール分は低めなんだけれど,圧力も甘みも非常にバランスの良いワインになるって訳」
やってきた新玉葱のグリル(この甘みがまた,良く合うんだ)を放置しながら,
すっかり鼻持ちならない,にわかグルメになっている私の話を,
グラス片手に,相変わらずにこにこしつつ,軽くうなずきながらY恵は聴いている.
「そう,瓶入り娘もまるで箱入り娘のように,大切に穏やかにまっすぐに育てられるということなのね.
ところで,貴方もそんな娘が好みなのかしら?」
おっと,話がヤバい方向へ行きそうだ.あわてて私はナイフとフォークへ手を伸ばす.
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今日は,ずっと発泡系で通すつもりだったので,そのあたりを踏まえながら,
この日の前菜の中から私が選んだのは,新玉葱のグリル.
Y恵はサラダの柑橘系なドレスがワインの甘めな口当たりと合うかも,と悩んでいたのだけれど,
結局白身魚とミニトマトのハーブ・オリーブオイルに決めたようだ.
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さて,話し込んでいる間に,あれよあれよと最初の1本目が空いたところで(実は彼女はお酒もめっぽう強いのだ)
Y恵の白身と私の新玉葱の両方に合わせる形で,
2本目はクリスチャン・ショサール氏の運営するネゴシァンであるナナ・ヴァン・エ・カンパニーから
”You are so happy”
タイトルだけでも嬉しくなっちゃいますね.
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位置づけとしてはペティアン(微発泡)らしいのだけれど,もっと発泡感はある.
どちらかといえば,クレマンいやムスーといっても良いんじゃ無いか?といった印象.
とにかく爽やか.きりっとドライなんだけれど,ミネラル感たっぷりで豊かな旨味がある.
もしも相手が初対面だったなら,おそらく迷わず1本目に持ってきたところだ.
例の如く,一口飲んで思わず唸ってしまう.何度開けても,このワイン,最初の1口目は唸ってしまう.
そんな私を愉しそうに眺めていたY恵も,
オリーブオイルの海につかった新鮮な白身との相性には感じ入るところが大いにあったようで,
グラスを持つ手の動きが,随分と速くなったようだ.

「ところで,このお店のクレープリィってどういう意味なの?」
「ん?いや別に,そのままの意味だよ.クレープ屋さん」
「えっ,じゃぁこのお店でクレープも食べられるの?」突然の様におどろくY恵.
やっぱりお魚とお嬢さんは天然が一番である.
「もちろんさ.いわゆる世間で言うクレープとはちょっと違って,”ガレット”っていうそば粉を使ったクレープが
メインなんだけれどね.ほら,そこがクレープ焼き台だよ.」
好奇心旺盛なY恵は,食事そっちのけで,ちょうどグループ客から注文が入ったガレットを
円形の焼き台でスタッフが上手に焼くのを,興味深そうに眺めていた.
「おもしろいわ,あっという間に焼けていくのね.何だかレコードを1枚ずつ製造しているみたい(笑)」
なるほど.そうきますか.
「一般には日本ではクレープってデザートのイメージがあるけれど,
そば粉っていうところからも想像できるように,充分食事としてメインで成立しているんだよ.」
「それじゃ,あたしたちも頼まない?何だか焼いている香りだけで,堪らなくなって来ちゃったんだけれど」
それは私も異論ありません.
D店長に相談してみたところ,なんと先ほどのオマール海老のソース・アメリケーヌ,
オマール海老本体は売り切れてしまったのだけれど,ソースの方はまだ御座います,とのことで
(愉しい食卓には,HappyとLuckyが舞い降りてくるのだ)
ぷりっぷりの海老と野菜をアメリケーヌ仕立てでガレットにしてくれることになった.最高のメインディッシュである.
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調理中から奥の厨房より流れてくる甲殻系の香りを,鋭敏に察していたY恵と私は,
お互い気もそぞろに,到着を今かまだかと待ち望んでいたのだけれど,
到着して,その豪華さに絶句.一口食べて,その味の豊かさに絶句.
結局,二人とも黙って,時折目を合わせつつも,ぺろりと皿が空になるまで,無言の時間は続いたのだった.
あ,でもこれだけは忘れちゃいけない,と到着を待ちながらY恵に.
「ガレットを食べるときはね,Y恵.シードルがセットなんだ.相性云々というよりも,決まり事.
だから,僕らも古人の教えに従って,うやうやしくシードルの瓶を開けるとしよう.」
ということで,3本目はシードル.
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「えっ,シードルって林檎のお酒よね?見た目からしても,あたしもっと甘いジュースみたいな味を想像していたわ」
一口飲んでY恵の感想.
「これが正しいシードルさ.サイダーの語源.もちろん甘いものもあるけれど,元々は水代わりに呑んでいたものなんだ」
「最初は,ちょっと戸惑ったけれど,慣れてくると,なんだか癖になりそうな美味しさね」
「そもそも蕎麦の生産地っていうのは,寒冷地だったり,あまり肥沃じゃ無い土地,
要するに水はけが良すぎて,保水や窒素化合物の保持が難しい土地が多いんだ.そういう土地でも蕎麦は育つからね.
で,そういう土地というのは,往々にして・・・」
「わかったわ,林檎や果実の生産にも向いた土地である,というわけね?」
うん.そういうこと.私の饒舌をふさいだのは,彼女の相の手だったか,ガレットの到着だったか.

さて,せっかくのクレープ屋さんだから,最後もクレープで締めようか.
私が言い出すまでも無く,彼女は既にデザートのクレープメニューを念入りに眺めていた訳だけれど.
そう,愉しきデザートの時間.このために食卓はある,といっても過言では無い.
最近はダイエット云々という御旗の下で,せっかく一緒の食卓を囲んだというのに,
この麗しき最後の山場を軽くパスする淑女も多いのだが,Y恵はそのあたり,しっかりと心得ていて
「わたし,2種類候補があるのだけれど選びきれないわ.どうしようかしら?」
などど,こちらに判断をゆだねる目線を送っている真っ最中である.えぇえぇ両方どうぞ.
結局私の方はシナモンパウダーたっぷりなガレットに,濃厚なキャラメルアイス載せ.
彼女はチョコレートソース掛けのクレープに,これまた濃厚なミルクバニラアイス載せ.
仲良くシェアして戴くことにした.
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こうなれば,チョイスはこれしかない.至福の時間,グラッパの登場である.
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最近,なかなか置いていないお店も多くてね.
寂しい思いをすることもあるのだけれど,ここには個性的なGrappaがスチル・樽,数種類置いてあり,
好きなものをチョイスすることが出来る(もちろんカルヴァトスもある).

デザートを終えて,いまだグラッパの妖艶な香りにつつまれながら,
テーブルの向こうに座って,同じくグラッパの香りに至福そうな顔をしているY恵を眺めつつ.
う~ん,最高の食卓だったけれど,ちょっと相手の酒豪ぶりを見誤ったかな.
そんなことを脳裏の片隅に浮かべながら,
この後どこか素敵なBarに連れて行って,と言われたらどうしようかと,
やや意識が飛びそうな気配なのであった ---

■某月某日
初夏の頃.
爽やかにNo.10のTonic割からスタート.
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NIKKAのシングルカスクシリーズ.10・15.20と呑み比べ.
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ほろ酔い加減にLAPHROAIG 18yr. で〆
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■某月某日
この日も深夜の食卓だ.洋で深夜2時過ぎからの晩酌だとここになります.
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カッツ’ン ビュル リースリング.クリスチャン・ビネール謹製.コスモジュンインポート.
旨かった.実に旨かった.
そして,たぶんもう呑めないだろうな.

■某月某日
鳴子へ出張.昼は藤治郎にて板蕎麦と天丼.
東蛇の湯が,先の震災で壊滅的な被害を受けて取り壊しになってしまったのだそう.
とても大好きな湯治場で,あの川沿いの露天風呂も,知らなければ絶対気づかないサウナ小屋も
もう入れないのかと思うと寂しい限りである.
ラドン温泉は現在補修中.
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■某月某日
いや,そのあともう一度呑めたのだった.
K皮氏のご厚意によりカッツ’ン ビュルなワイン会inいつものKGKカウンタ.
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これも幸せなひとときでした.やっぱりリースリングが一番好きかも.
K皮さん,いつもありがとう御座います.
一昨日もありがとう御座いました.

相手がワインでも,難なく献立を作り上げて行ってしまう加減燗燗主ともさんの底力.
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ばりばり和食なんだけれどね~
ワインと合っちゃうんだ,これがまた.
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■某月某日
今年は仕事も忙しいし,この分だと体調崩したとしても休みとれない状況だし.
せめて夏バテしないように肉食系男女でもしない?と
とある世間は休日な某日,Y子を誘った.
この日向かった先は一番町の”大胡椒”
ちょうど果物のいたがき一番町店の裏手(というか上になるのかな)にある,ステーキハウスである.

Y子は色白美人で普段は凄くおとなしそうな風情を漂わせているのだけれど
実は結構な胃袋と肝臓をもちあわせており,気持ちよく目の前で料理を平らげてくれるので,
こちらも誘いがいがあるのである.
もちろんお店のほうもまんざらでは無く,鮨屋などで気に入られてしまうこともしばしば.
たまに別なパートナーと行ったりすると,カウンタ越しに”あの子元気かい?”と聴かれたりするので
ちょっとした修羅場もしくは不戦敗を演出することにならない様,やや気をつけなくてはならない.
(これは冗談.でも近いことは何度か・・・)

さて,この店の注文は至ってシンプルで,ヒレかロース,そのコース.以上,って言う感じ.
まさに肉を食べさせてくれるお店なのである.
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Y子とも色々なお店を食べ歩いたけれど,
隠れ家レストランで手の込んだフレンチというのも,目の前で強力な炎を浴びて仕上がっていく中華というのも,
そして季節感の玉手箱に絶品の日本酒をあわせた和というのも,ちょっとマンネリ気味なこの頃,
いっそシンプルに肉一本勝負というのも,逆に新鮮かもしれないな,と思った次第である.
予約しておいたカウンタ席について,ヒレとロースを1人前ずつオーダ.
この店の面白いところは,炭火焼きなのだけれど,すべて店のスタッフの方が焼いてくれるところ.
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一口大にカットされた状態で,1枚ずつ最適な焼き加減で火を入れてくれる.
勿論焼き具合は希望を伝えれば,それに応じた焼き具合で絶妙に旨味を出してくれる.
そして,隣にいるY子の眼が輝いているとおり,スタッフはイケメン男子(+元イケメン男子)揃い.
(Y子は,やや年上好みな傾向があるので,目の前の担当になった渋いスタッフ(”元”のほう)に気もそぞろ)
丸ごと1枚のステーキだと,どうしても最後の1口までにタイムラグが生じてしまうしね.
(旨い肉だと,そのくらい冷めた方が,また味が載ってくる,っていうのもあるけれど)
その都度,焼きたての絶妙の火入れ具合で口にほおばれるっていうのは,至福である.

肉の方はというと旨い.確かに旨い.
さらりと流れて行きつつも,コクのある脂が肉汁と一緒に口の中に広がり,そして赤身の旨味が押し寄せる.
飲み込むのが惜しくなる.
量も食べるが,舌の方もかなりのレベルを持ち合わせているY子が
黙って満足そうに,焼き上がる肉へ箸を伸ばしているのは,別に焼き手が好みだからというだけではなさそうだ.

肉がメインなのだが,実はセットに添えあわせの小鉢も結構気が利いていて,
これがまた肉の旨味を増長している.
特に,このお漬け物風のサラダがまた,肉の合間によく合うのである.
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写真の赤ワインは,お勧めのハウスワインで,セットをオーダすると1杯ついてくる.
中重でタンニンが上手く効きつつも,コクも上々といった呑み頃になっていて,
決して高級な銘柄では無いと思うけれど,良く肉にあっていて引き立てている.
もう1つ,お勧めしておきたいのが焼海苔巻き.
これも,炭焼きの香ばしさと,お米が内包しているコクが上手に引き出された逸品.
こまめにひっくり返さないと取り返しがつかなくなる,このヒト品.
スタッフの方が焦げないように気を入れて焼いてくれているから,私とY子はのほほんと呑んでいられるのであって,
まさに極楽気分である.

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野菜焼き,焼海苔巻きへと移行してきたので,ワインの方はモエ・エ・シャンドンへシフト.
実はモエは炭火系の焼き野菜と非常に良く合う.
一時期,ヴーヴのイエローとのマリアージュもいけるなぁと思っていたけれど,昨今は,モエの方が合う気がしている.

そうしていると,カウンタのお隣で愉しそうに食事していらした壮年のお二方が,
Y子へと話しかけてきた(これも良くあることなのだ).
隣り合っていた女性の方が,Y子の美味しそうに食べているのを,
時々微笑ましそうにちらりと見ていたのだけれど,
「あなた,その髪型とても素敵だけれど,ご自分でセットなさっているの?」といった話題だったと思う.
「いえ,今日はたまたま美容室の日だったので,行きつけのお店で.」
「まぁ,そうなの.あんまり素敵だったから,私もこんな髪型一度してみたいわ,ねえ」
と男性の方をふり向くと,かの紳士は苦笑い.
「ご夫婦でとっても愉しそうに食事なさっているから,つい声をかけちゃったのよ.ごめんなさいね」
「いえいえ」といいつつ,私は”夫婦”というところでY子の顔にちらりと浮かんだ
嬉しそうな表情を見逃さなかったワケだけれど,
「いいえ,夫婦じゃないんです.たまたま美味しいもの好きな友達どうしで,時折食べ歩きしてるだけなんです」
とすぐさまいつもの笑顔に戻って明るく答えるY子に,
「あら,そうなの.なんだか食べ方や仕草がお二人ともそっくりなものだから,てっきりご夫婦とばかり.」
聴けば,ご夫婦で結婚記念日の御祝いに,ちょっと張り込んで夫婦デートだとか.
これから旦那におしゃれなバーへ連れて行ってもらうのよ,と奥様.
それじゃお先にごゆっくり,とお二方が立ち上がった後.
美味しそうに焼海苔巻きを頬張っているY子の横顔をちらりと眺めながら.
こんな子となら,将来トシをとってからでも結婚記念日に,あんな風に食事が愉しくできそうだな,とふと思ったり.
いやいや,そんなことしたら,毎月の食費を稼ぐだけに明け暮れる人生になるんじゃないか,とすぐに我に返り,
あわてて,モエをがぶりと呑むのであった.

■某月某日
息子達はめいめいに,友達と出かけてしまったので,
妻と二人で塩釜花火デート
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打ち上げ数や時間は短かったけれど,
また祭りが復活した,ということに感慨があるのだと思う.
屋台も大盛況で愉しかったしね.

帰りは仙台屋で中華ざる.
残念ながら特別メニューで中華そばは無かったのだ.
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でも,つるつると滑らかな麺の喉越しが良く,夏の夜には丁度良い夜食.

■某月某日
出張帰り.ちょっと腹が減ったので帰宅途中に炙屋十兵衛
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炙った比内地鶏の香ばしさが凄く良い味出している.

■某月某日
久慈へ出張.
道の駅久慈のレストランにある海鮮丼がなかなかの美味さなのだけれど,この日はなぜか,大混雑.
午後一で打ち合わせが入っているため,のんびりと待つわけにもいかず,
近隣の屋台村(なのかな)のウニ飯屋さんで調達した種市名物のウニ飯.
あわせて,露天売りのおばちゃんから,目の前で焼いていた田楽豆腐も調達.
海を見ながら,車の運転席で至福の昼食,しめて600エンなり.
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そうそう,鉄道むすめ久慈ありすちゃんの次は,今度は海女(あま)むすめ.
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三鉄に続けとばかりに,ヒートアップ中.
この時,キャラクター命名権の投票募集中,だったのだけれど,そういえばもう名前ついたのかな?

■某月某日
国分町の生ラムなお店で.
ここは白ラムと赤ラムがあるのだけれど,どちらも美味い.
でも個人的には白ラムが美味い.あ,でも赤ラムも美味い.
でもやっぱり一番美味いのは,したたり落ちる脂具合が絶妙のジンギスカン鍋で焼く,
甘みたっぷりの焼き野菜だっちゃ,ダーリン.
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ところで全然話が変わるけれど,ここのラムやさん,冷麺が絶品なのである.
辛みなしで,スープの旨味と青のりの風味だけで,あっという間に1杯平らげられる.IMG_1705

■某月某日
どうらく息子,大好きです.三三師匠監修,尾瀬センセ謹製.
酒呑みながら,毎度流れ落つる涙が止まらねぇじゃねェか.ちきしょうめぇ
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でも,泣きながら,晩酌はする.
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土用の丑の日,お店から粋な平賀さんちの源内さんな差し入れが.
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■某月某日
家の近所の来々軒にて昼メシ
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家に戻って,父はノーパソの改造(メモリ拡張&メインHD→SSD換装,内蔵DVD→HDへ,DVD→外付けへ改造)息子はプラモの改造.
物作りにいそしむ親子.リビングがガレージ状態.妻の雷が落ちて夕立となるまでカウントダウンな夏の一日.
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■某月某日
宮古出張時に買い求めた山英の三陸福幸漬.しみじみ美味し.
そりゃいろんな意味で,復興の手助けになればね,という気持ちも勿論あるが,基本的には美味いからこそ買うんです.
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■某月某日
話は変わって,出張の駅弁シリーズ.復活なった”南三陸海宝弁当”
まぁ,”きっと復興費がはいっているんだろうから”(最近,どうもこのフレーズを使いたくなるような場面が多い)
仕方ないかとも思うが,
しかし,同コンセプトで同価格の某海鮮系弁当と比較してしまうと何ともかんとも.
一応,味で勝負してるのですね?というコメントにしておくけれど.
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■某月某日
再び炙屋十兵衛.ちょっと最近気に入っているかも^^
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この,唐揚げ絶品です.正直今度から,これだけ頼み続けて酒のもうかな(笑)と言いたくなる.
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蓴菜のサラダ.ジュレ仕立てで.
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煮込みもGoo!
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■某月某日
すし哲にて一杯.この日は近所の本店のほうで.
今年はホヤとか,例年より凄く早く終わっちゃって.でも青物系がものすごく質が良いんだ,っていうので
素直に従って青物系.(あ,その前に,もちろんカツオの酢の物は外せません)
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鰺,歯ごたえ良く甘みと旨味が絶品,そして鰯もサンマも口の中でとろけます.
思わず笑っちゃう美味さ.(何だか食べたくなってきたぞ,今からちょいとサンダル履きで出かけるか(爆))

いつもながら,これも大好き.ねぎとろ巻き
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■某月某日
駅弁シリーズ.伯養軒の煌めき海鮮ちらし.なかなかのものです.
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NREも負けてはいない.
東北新幹線30周年記念,特製幕ノ内弁当”あおば”
30周年にかけて,30品目はいっているらしい.
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お品書き.
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三十品目.まぁいいけど.
ごまとか青のりも,そりゃ立派な1品だし,県産品だし,生産者は一所懸命作っているしね.
30周年というか,30執念である.
肝心の味のほうはどうかというと,かなり美味いです.食べ応えもあるし種類がいろいろあって愉しい.
だからまぁ,30品目の方はご愛敬なわけですが.
一つだけ欲を言えば,竹鶏ファームの玉子焼は,やや味が濃すぎ.
折角の鶏卵の旨味がつぶれてしまって勿体ないので,もう少し薄味にならないものか.

■某月某日
勝山の縁と献.実に勝山らしいお酒というか・・・
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■某月某日
翌日朝9時から宮古で打ち合わせ,ということは前泊せざるを得ない.
しか~し,前日19時過ぎまで,客先から色々と追加資料の依頼やらが飛び込む中,
新幹線の終電までに資料がとても終わらないことを知っているリーダの私は
すなおに,車移動の準備を進めておいたのだ.

ということで,深夜1時の前沢SA.私も24時間営業というのは知らなかった.
ここの豚汁定食は大盛りを頼んだ日にゃ,まるでニッポン昔ばなしの様なご飯が差し出されるのである.
ゆえに,運送系なアンちゃん方からは絶大な人気を誇っているのである.
しか~し,当日夜1時に,そんな食事をしてしまったからには,
翌朝の会議までに消化がとても終わらないことを知っているリーダの私は,
すなおに,三陸潮そばの食券販売ボタンを押したのだ.

これ,かなり美味いっす.めかぶが絶妙.ふのりも良い味だしている.
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あ,生卵は別注ね.せめてもの・・・(爆)

だめだ,すし哲行こう.


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Yamada

MIYABIさま,nice!ありがとうございます.
by Yamada (2012-09-17 10:15) 

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