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今週の呑み喰い(さようなら夏...な8月第3週編) [今日のメシ]

戴いた四恩醸造のクレマチス.
独特の風味は,なかなか楽しめました.
キリッと冷やして呑んだのですが,
弱発泡系な口触りが心地よくて,どんどん量が減ってしまいました^^
結局30分と経たずに底へと至る^^
開栓して最初のひとくち目は,かなり硬い印象でしたが,
呑んでいるうちにも,どんどん味が膨らんでいくのが判るので
もう少し時間を掛けて呑んだ方が、本当の魅力が窺えたのかもしれません.
発泡性ということで、温度を下げてショートドリンクという固定観念で呑んじゃいましたが,
折角の微発泡を失うのはちょいと惜しいながらも,しっかりデキャンタージュして空気に馴染ませるか,
はたまた一度開栓してから、半分くらいは2~3日冷蔵庫で寝かせてみても面白いかも...
ごちそうさまでした.
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さて,バタバタしつつも,隙を見計らってのお盆やすみは恒例の青森帰省.
もっとも今回は,ETC渋滞のこともあって,殆ど”行ったかと思えば戻り”という強行行程だったので,
お墓詣りくらいしか出かけられなかったのですけれどね.
時間があれば十和田の現代美術館に行ってみたかったのだけれど,断念.

まぁ,そんなお盆を挟んだ,短い夏も終わりの気配な8月第3週の呑み喰い
夏は短かったが、記事は長い! 本日も写真多用の激重、ひらにご容赦の程...

■某月某日
楽天戦でKスタへ.
いや,向かってはみたものの,道中かなりの豪雨.
こりゃ中止だなぁと勝手に思いこみ,中止決定メールの待ち時間がてら,Kスタ近所の鮨勘で,
もっきりの県産酒からロックの焼酎まで,お造りとツマミ相手に散々呑み喰いする.
〆にひと通り握ってもらい,巻物を口に放り込んでそろそろ家へ帰ろうか,と店を出れば,
すっかり雨はあがっている(笑)試合やるなぁ,こりゃ(爆)

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とはいえ,10分くらい経つと,またシトシト降り出して・・・の繰り返し.
やるような,やらないような,微妙な天気.
同居人は長谷部君の登板日だけに,お願い神様!と祈るような気分.
こちとら,既に試合開始前だというのに,昼酒で出来上がってしまっておりますが,
雨のグラウンドを眺めていても仕方がないので,
えぇい,呑みついでだとばかりKスタのバーで,再度呑み続けることにする(笑)
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仮に野球は中止でも,とりあえず呑めればシアワセである^^

ここのバーは,アサヒの熟撰やドライなどのビール,サワー系,ソフトドリンクなどの基本のドリンクは一通り無料で,
また他にも期間ごとに,色々と無料ドリンクがあり(例えばこの日は日高見純米,一の蔵山廃純米円融が用意されていた),
ついつい呑みすぎてしまうのが珠にキズということになろうか.自制心が必要である(笑)
ジントニックも無料なのはうれし~
(あ,そういえば余談ですが,NESTでもメニューからは消えましたが,空いている時間帯であればジントニック作ってくれます)
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その一方で,有料のドリンクも取り揃っており,
例えば,ワインなんかも結構色々と置いてあるのだけれど,
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やはり何と言っても,ここのイチオシはウィスキィである(まぁニッカが直営している訳だからね^^).
竹鶴の12年で500円,17年でも700円,シングルカスクの宮城峡(シェリー樽のヤツだとおもう)で1000円.
一般のお店と比較すると,かなりのお得感である.
と言うことで,早速竹鶴の12年~17年,シングルモルト宮城峡の12年~シングルカスクの10年と
ソーダ割りで,順番に呑んでいくことにする(シアワセ^^)
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難を言えば,フードメニューが今ひとつチープな気がすること位だろうか.
まぁ,ホテルの立食パーティにおける梅コース並のレベルといった感じで
絶品とは言わずとも最低限のボーダは差し当たり越えている,といった感じでは有るのだけれど.
で,奥の方では,目の前で作りたてを並べてくれたりもするのだけれど.中村屋のカレーもポイント高いのだけれど.
どうしてもメニューが全般的に見てスナック系に偏っているから,そう感じるのだろうか.
尤も,そういう観点で見れば,かき氷やポップコーンやわたあめも食べ放題だし,
唐揚げやポテトやフランクフルトが並んでいてお祭り気分というか,子ども連れには受けそうな気はするけれど.
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でも,やっぱりここの魅力はバーとしての雰囲気であって,
観戦の合間の雨宿りとはいえ,ついつい球場にいることを忘れてしまいそうになる.
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おねがい晴れて~という同居人のために,
(彼女はアルコールが呑めないので)The Sky of K-sta(Kスタの青空)というカクテル(無料)をオーダし,私が替わりに呑む^^
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お陰で,どうにか天気の方も持ち直し,無事プレイボールと相成ったのでした.
(その後の写真については,前回までの続き記事をどうぞ)

■某月某日
あ,そういえば,先日釣ってきたニジマスですが,結局塩焼きになりました^^
使用前・使用後のような,左右の写真.皿に盛るや否や,下の息子があっというまに1匹ぺろりと食べてしまいました.
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■某月某日
出張ペースの早朝4時出発で青森の実家へと向かう.家族は車中でもう一眠り.
それにしてもETC効果絶大なり.左写真は6時前の高速.既に速度は80km出せない状況.
途中のSAは,もはやオートキャンプ場.結局どこへも入れずに青森までノンストップ巡航.
ちなみに帰りはもっと凄かった(右).東北道の上で停止したのなんて数年ぶりの経験である.
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■某月某日
青森の蕎麦屋の中でも出色の一軒.”会心”である.
写真は会心三味(左)および出汁巻き(右).
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実に呑みたくなるラインナップであるが,残念ながらこの日は運転があり,呑めず.
ちなみに,ここのお酒は田酒.
その分,アルコールの介在しない澄みやかな心と舌で,蕎麦を堪能することにする.
左は通常のもりそば.右は十割の田舎蕎麦.いずれも700円.
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私としては,しっかりと蕎麦の香り立つ,田舎蕎麦が好みなのだけれど,勿論通常のもりそばもレベル高し.
しかし,通常のもりそばも田舎そばも同一価格というのも(笑)
どう考えても,つなぎ無しの十割蕎麦の方が,打つ手間がかかるように思うのだけれど,そういう訳でも無いのかな.
食後にしみじみと,蕎麦湯美味し.入れ物も楽し.
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■某月某日
本町の”竹林坊”
昨年,新町サンドリオン跡に華々しくOPENして,
ひとしきり地元の若者達の話題をかっさらったCHANDRAなんかと同じく,
升田トーマス敏則氏率いるアモングループの和食店.
ただし残念ながらこちらのロゴは倉木麻衣の作ではないらしい(笑)
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さて,この店を一言で言うなれば,きちんと資本と人材を投下すれば(要するに金を掛ければ)
それなりに価値のある店ができる,という見本のようなお店.
いわゆる高級”風”和食系居酒屋チェーン店の中途半端さに,いささか食傷気味のこの頃としては
いっそ,ここまですぱっと本気で高級志向を全面的に押し出してくれた方が小気味がよい.
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単価としては飲食込みで5000~6000円/人程度~.
チェーン居酒屋に比べれば安くはないが,かといって敷居がまたげないほど高くもない.
升田氏が青森出身だそうなので,青森を拠点として経営しているのだろうけれど,
例えば竹林坊は全国展開しても,1都市に1件くらいの配置ならば充分にニーズがあるだろうと思う.
その場合,従来の高級”風”和風居酒屋カテゴリィよりも、もう一段上の居酒屋チェーンという位置づけになるのかな.
わいわい仲間呑みにも使えるし,その気になれば,接待使いのレベルも充分にカヴァーしている.
自分的には,今青森にある飲食店の中でも,かなりツボにはまっているお店の1つ.
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升田氏の芸能系・業界系人脈を活かしてなのかどうか,
TVにお店をメインにしたスポット番組を持つなど,実にソツのない展開から,
Foodビジネスのお手本のようなからくりが見え隠れするのが面白いというか.
フードコーディネータなり,コンサルなり優秀なブレーンを揃えているような気配がある.企画力がある.
結果的に流行ったのではなく,しっかり資本を投下し.流行るように店を作り,
予測通りに流行らせて資本を回収している,というお店作りが見える。
しかしまぁ,こういっては何ですが,こういう情報発信的な,ある意味食生活提案型なFood産業店が
青森という土地柄で経営的に成立していることにちょいと驚き半分,でも納得半分。
元々,青森県における食文化のポテンシャルは大きいからねぇ.
むかし善知鳥神社の裏手に,芝楽っていう大衆割烹があって,家族連れでも宴会でも接待でも使えたわけだけれど,
あのニーズを今風に具現化すると,この店のポジションになるのかも.
実際,この日もエライ盛況である^^

* * *

さて,ゴタクはこの辺にして.
お部屋の方へどうぞ~
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華道龍生派教授なおふくろと,華道小原流家元教授な同居人は,
さっそく部屋の活け花について,あぁだこうだと(笑)
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一方,下の息子は坪庭に興味津々(ちなみにこちらは,非常に精巧な作りものの庭)
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お料理でございます~(と,(ホントに)きれいどころの浴衣の仲居さん達が運んでくれる)
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まずは,青森定番のほや.水物で.
続いてはお造り.これまた大好物の陸奥湾産真つぶ刺しと,平舘産の黒ソイを.
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揚げ出汁ご豆腐は,漉き昆布との相性良好.
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個人的にかなり気に入った,田子産にんにくのびっくり焼き.卵との相性絶妙.
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おでんも名物なんです.良~い出汁で炊いた大根・卵・じゃがいも,それにトマトを.
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もちろん,青森ですもの.生姜味噌でいただきます.
やわらかく出汁が染みた大根,美味い.
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南部鶏の陶板焼き.鶏のうまみが濃厚.
ピリ辛のソースが添えられているのですが,先ずはそのままで鶏の滋味を堪能.
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同居人の評価が高かったのが,こちら.
夏野菜の冷製チーズフォンデュ
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父親はというと,こちら.牛すじとモツの味噌煮込み
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上の息子のイチオシ(お代わりまでしてしまったという)長芋素麺
言うまでもなく青森は長芋の生産量日本一.
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帆立の変わり田楽
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いやぁ,こう来るか.
貝焼き味噌(けやぎみそ,と発音しますが)の変化球.
甘めの赤みそもしくは八丁味噌+味醂.後を引く美味さ.

更にもう一品,強肴系で.海鮮のチリソースグラタン.
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一見辛そうに見えるが,実はぜんぜん辛くない.
熱を加えて甘みを引き出したトマト+チーズのコクという組み立て.
オイルがかなり多めであることに一瞬躊躇してしまうお年頃であることを除けば,是非とも,ごひいきにしたいお味^^
ここに堅茹でなペンネマカロニを放り込んで,マリーシャープを振りかけて食べたら,さぞかし美味かろう.

息子達は手まり寿司.
勿論,これでは足りなくて,別途絶品うどんを追加することとなる(笑).
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〆のデザートは,自家製抹茶プリンを.
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あっ,そうそう.お酒の事を書くのをすっかり忘れていた.
お部屋にあるメニューの他に,実は裏メニュー(というか日本酒・焼酎版のワインリストというか^^)がありまして.
まずは県産酒のリスト.
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続いて県外のお酒.
全体にスッキリ系でまとめている気はしますかね.万人向けといったところでしょう.
こうして並べてみると,値段設定については,今ひとつ腑に落ちないところもアリですが^^
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珍しいところでは,県産の焼酎.
しかも,材料が(笑)ホントに焼酎ってぇのは,何からでも造れるモンだよねぇ
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とりあえずは,県産の日本酒でしょう~ということで,色々と飲み比べしてみました.
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そして,シメは,請福の泡盛で造った梅酒をソーダ割りにて.
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■某月某日
再びKスタ.一週間ぶりのサンデー長谷部君.
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この日も初回からバックの守備エラー(記録になったもの・ならないもの)立て続けの状況に嵐の予感.
打たせて取る球を捕ってアウトにしてくれないんじゃ,ピッチャーは壊れちゃうよねぇ
応援する側も,よしゃっ討ち取った!と手を叩こうと思った瞬間に,トンネル~とか,お見合いボトッとか
客席が一転して,え~何で~とブーイングとため息の渦に変わること数度.
エラーから始まる失点劇.
方や攻撃時には,ロッテ唐川君の前に為すすべなしの三者凡退行進.
それでも,どうにか我慢して投げていた長谷部君でしたが,とうとう4回時点で力尽き,
甘く入ったチェンジアップをサブローにスリーランで持って行かれ,計5失点の降板.
まだまだここから試合のリズムを立て直せるだけの力量と精神力は持ち合わせてはいない.

で,長谷部君も降板してしまったし,6-0だし,
見ていても仕方が無いので,Kスタ引き上げ.
反省会と称して試合後の恒例,ニコルさんでキリッと冷えたスパークリングでも・・・と思いきや
お盆休暇とな.残念無念.
どうしよう.他に馴染みで日曜営業というと・・・ひとしきり考えた末,一心の本店へTEL.ラッキー営業中だ^^

マコガレイの煮魚美味し.しめさば美味し.定義山の油揚げも,お豆腐もモロヘイヤのおひたしも美味し.
同居人の顔も,ニッコニコでほっと一息.
まぁ,試合には負けたけれど,美味しい料理を食べたのでヨシとしよう!
これじゃ,全然反省会じゃないね~わっはっは
と笑いつつ,携帯をのぞいた同居人が,”えぇ~っ!?”
ナニナニどうした?なぬっ,山崎が350号を含む2打席連続のHRで6-6の同点だぁ!?
をいをい,この試合もしかしたら勝つんじゃないかい.反省会で呑んでる場合じゃないじゃん・・・と
お酒の方は鷹勇強力原酒→日和田→生もとどぶ(熱燗)→生もとどぶ(飛切燗)
と来たところで切り上げ.伯楽星梅酒ソーダ割りでクールダウンし,急いで再びKスタへと舞い戻る(爆)
時,折しも延長戦.
12回表を3人で抑え,負けは無くなった状況.あとは劇的サヨナラへ向けてのお膳立てだぁ.

そんな勢いに呼応するかのようにノーアウト満塁.既に球場内は白い風船もReady.
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張りつめた空気.
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そしてそして,やってくれたのは,この人.小坂さんです.
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球場は,そりゃもう大騒ぎさ

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取り敢えず長谷部君の負けも消えて,本人意外と元気そう(↓20番)にスタスタ歩いているようで,まずは一安心.
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ピーマンも吼える
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ゴーヤも走る
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何はともあれ,CSまで0.5ゲーム差.めでたいっ!
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