玉梨温泉恵比寿屋旅館：徒然なる酔っ払いの戯言：SSブログ

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玉梨温泉恵比寿屋旅館　[旅日記] [編集]

お待たせしました＾＾
先日，別記事の中で予告編だけ打っといて，そのまま放ってました＾＾；すいません．
ということで

日本秘湯を守る会”玉梨温泉恵比寿屋旅館”です

玉梨温泉は只見川の支流にあたる野尻川を金山町から１５分ほど登っていった山間部
川を挟んだ両側に玉梨温泉と八町温泉があるので，通常は”玉梨八町温泉”とよばれます．

国道４００号川が八町で，そこから赤い橋を渡った対岸が玉梨温泉なのですが，
恵比寿屋さんは，建物は国道側に位置しつつ川向こうからパイプで玉梨温泉を引いています．

別途記事にしてますが，玉梨・八町ともに共同浴場もあるので，
宿泊せずとも，通りがかりにふらりと立寄り湯というのも良い温泉場だと思います．
（通りがかり・・・って，一体どこへ通りかかる途中なのか＾＾）

宿と民家併せても数件という，こぢんまりした集落ですが，
なんせ周囲は緑あふれる奥会津の風情．
投宿後夕飯までの間に，外湯がてらぶらりと周囲を散歩．とても心地よかったです．

野尻川と赤い橋．山間部の温泉場って感じでしょ．

会津バスのバス停と待ち小屋．いいねぇ

ちょっとした滝と渓流もありました．

■お風呂

当然，温泉なワケですが，只見周辺によく見られる茶褐色にごりタイプです．

内湯は適温からちょい熱め．露天風呂は程よいぬるめでのんびりと．

夜と，朝それぞれの露天風呂風景です．渓流の音がすごく心地よい．川沿い露天の醍醐味．
ちなみに，貸切り風呂（笑）というのもあり，
丸太をくりぬいた中にお湯を入れてはいるという豪快型．対岸や橋からは当然丸見えですが＾＾．
これのペア＋αが順次制作中で，いずれ家族で１つずつに入れるようになる見込みです．
先日ＴＢＣの石川太郎アナと藤沢智子アナがラジオ特番の取材でやってきて，
石川さんはしっかりと，この丸太風呂に入っていったそうな．

■お部屋
わたしは，ビジネスのプランにしてもらったので１人用の部屋ですが
それでもたっぷり６畳あるし，トイレ洗面台付きだし，窓の眺めは渓流と緑だし良好でした．
他にも広いお部屋や，新緑眩しいカド部屋や，洋室なんかもあるようなので，
行楽・観光にも良いのではないかと思われます．

■食事
おなじく，ビジネスプランという前提付きです．が
ビジネスとは思えない品数で，すっかり満腹してしまいました．
通常のプランだと更に色々と料理がつくわけですよね．味付けもとても美味しかったです．

一の膳．甘露煮が美味しい．魚は・・・なんだろ＾＾
それからミズという東北地方の山間部では比較的メジャな山菜．
これはシャキシャキ感がたまらず大好物．
豆腐は玉梨の名物で”玉梨とうふ茶屋”さん謹製品．青ばと大豆を使った”幻の青ばと豆腐”です．
宮城県涌谷町の青ばた豆腐は好物で，機会があれば食べてますが，
食感の違いがあって，玉梨とうふ茶屋さんのは，味は良いが私にはちょっと堅すぎる気がした．
何でも極上青ばと寄せ豆腐という，まろやかなのも，有るらしいので
帰りに買っていこう，と思いつつ，前を通り過ぎながらもすっかり忘れてしまった（トシだねぇ）
それは，さぞかし美味かろう．次回の楽しみ．

続いてはお造り．湯葉とこんにゃくの刺身
いいねぇ．酒が進むよ．

強肴といったところでしょうか．湯葉グラタンと，細竹の煮物．
湯葉グラタンは湯葉がちょいと固めながらも濃厚な良い味で，
これは飛露喜をちょいとぬる燗でやったら相性良かろうと思ったら
どうも今日は入荷してきてないようなので，あきらめて利酒セットというのをオーダ．
名倉山と花泉と，え～っともう一つなんだっけ？たぶん榮川かな．
一口目は３つとも区別が付いてたんですが，
途中でどれがどれだか，全然区別が付かなくなってしまいました．
まだまだ，アオいな・・・・
煮物は，ひょっとしてカンズメでダシをとってるのかな（違ったらすいません）
なかなか，すごいアイデアだなぁと思って．