小柳で”カチン玉” [日常生活]
すが井の別館があるビルには,他にもいくつ居酒屋などの飲食店が入っていますが
その1件に”小柳”というお好み焼き屋があります.
この店も相当昔から営業していて,私が学生の頃,既にこの場所にのれんを出しておりました.
小柳は,座敷テーブルが鉄板になっている,いわゆる自分で焼くスタイルです.
当時は(今もですが)仙台の街中で,こういう自分で焼いて食べるスタイルのお好み焼き屋って
他には無かったためか,結構いつも賑わってました.
社会人になってからは,このあたりが私の昼飯ホームグラウンドになったわけですが
昼のランチでお好み焼きというのが,どうもイメージ的になかったので
ずいぶんとご無沙汰してました.
と言いつつ,すが井の別館に行くときにはいつも,あの丸い看板が気にはなってましてね.
最近どうなのかな~と,久々に仲間内で昼飯に行ってみたわけです.
時間帯が微妙にずれたのか,店に入ったときには全然ひとけが無かったんですが
店を出る頃には,どの個室(小上がり)にも1組~2組ぐらいずつお客さん入ってましたから
まずまず,相変わらずそれなりには繁盛しているようです.
私は”カチン玉(餅入)”に焼き麺と生卵にしました
カップに入ってくる生地をスプーンでよ~く混ぜて,鉄板に流します.
このとき余り広げ過ぎない(厚みをもたせる)ことと,パンパンと叩かないことが,
鉄板でお好み焼きを焼く際の,”ふんわり”のコツらしいです.
ちなみに一緒に行ったのは大阪育ちが1名と,岡山生まれ先日大阪支店から転勤が1名
まぁまぁ,良く考えるとプロ2名に同伴願ったようなもんだったんですね.
私も負けじとひっくり返し,頃合いを見計らって麺を焼き,軽く蒸したらソースで味付け.
その横では卵をうす~く広げて,その上に全てを重ね合わせます.
さぁ美味そうな香りがしてきましたよ~.
で,ソースをかけ~の,青のり振り~の,かつぶし踊る~よフイッシュ!で完成.
熱々をへらで切りながら”はふはふ”.
どうもこの,たたみで鉄板テーブルでお好み焼きで・・・というのは
かなり美味いんだけど,シチュエーションとしてはやっぱり夜かねぇ.
まったりし過ぎて,午後から仕事にならないよね.
あ,それともう1つ判ったことがあるぞ.
お好み焼き屋はね~
ビールを飲まないと,焼き上がるまでの時間,ほんっとに間が保たないんだ,これが.
ビールを飲みながらゆったりと焼きあがるのを待つのが醍醐味なんですね.
ま,実際にはその間に大阪の食事情なんかの話が色々飛び出して,
結構楽しく過ごしましたけどね.それでもやっぱりアルコール入った方が盛り上がるだろうな,と.
■ 追 伸
小柳の入っているビルの1Fに,各階毎の飲食店のメニュー(ショーウィンドウ)があるんですが
小柳の所にはお好み焼きの生地がカップに入った模型が
幾つか並べられている.
う~ん,意図するところはよく判るんですが,作る前のサンプルを並べられてもね~
焼きあがった状態での食品サンプルの方がウケが良いような気がしますけどね
恐らく,ここは自分で焼く店だよ,というアピールなんでしょうけども.
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