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泰幸の”炒め野菜の味噌ラーメン” [日常生活]

祝 復活!
どれだけこの日を待ちわびたことか(^^;
炒め野菜系メニュー,いよいよ復活しました.
あぁ長かった日々よ.

■オーダ:炒め野菜の味噌ラーメン太麺大盛
味噌は白味噌・赤味噌種々上手に調和されています.たまらないコク.口中にあふれる美味
日本人のソウルフード味噌汁とは,明らかに異なる次元での,これまた味噌の独壇場
どんな味噌を合わせているかは海原雄山でない身の上ゆえ不明ながらも,
私の味蕾の原風景,札幌味噌ラーメンを思い出します.
厳冬の吹雪のなかで食したとしても,それだけでパワーが全身に沸いてきて
体が燃えてくるかような,味噌のもつ本質的エネルギィ.

泰幸のダシは,カウンタにも置いてあるとおり,
鶏ベースの他に煮干し・鰹節が調合されているらしい.
とはいえ,魚系をウリにする店ほどの際だった魚風味はありません.
醤油・塩はともかく,味噌ではよっぽど注意しないと味わい逃しそうなほどの,
しかしそれらが見事にスープの旨味を広げています.
肉と魚風味を上手く取り纏めて,カドを和らげているのは恐らく野菜でしょう.
話はそれますが,我家では田舎風ポトフと勝手に称して,冬場にはよく大きな土鍋で,
半割キャベツとかジャガイモとか玉葱とかの野菜を,
丸ごとコトコト煮て,ハラペーニョソースとかマスタードで食してます.
鍋の中のスープといったら,味付けは塩と僅かの胡椒だけなのに,絶品スープとあい成ります.
そのスープに通じる旨さがある.肉・魚では絶対に出せない旨味.
えも言われぬほのかな甘さの混じった旨さ(古来旨いと甘いは同義だす)
それこそ野菜のダシ・旨味でしょう.

ここまで読むとお気づきの筈
そう,本質的に,泰幸の味噌ラーメンに,野菜が合わないわけがないんです.
それもキャベツやもやし,玉葱といった,クセの強くない,旨味の多い軟弱野菜が良い.
野菜に下味なんか全然いらないので,とにかくシャッキリすっきり炒めて入れてくれたらもう最高.
思ったところに”炒め野菜の味噌ラーメン”
黒い器から立ち上る湯気.
ジグラットのごとく盛り上がる野菜.怒り狂うヤハヴェのごとく箸で突き崩す.
熟成された小麦粉の旨さを,まざまざと知らしめてくれる太麺.
蕎麦はのどごしで味わえってぇ江戸っ子の話があるが,どうでぇこいつはにっぽんだ
ラーメンだって喉越しの至福があるってもんでぃ
ネギ(通常のネギのみじんと,刻み細ネギ),挽肉,細切りキクラゲが良い仕事しますがな.
至福のスープの中で,私に感動を与える瞬間を今か今かと待機している.

あぁ.そのお味については,今更もう何も書くことはないです.
知りたい方は,ご自分で食べに行ってください.
とにかく,あれよあれよとスープまで全て飲み干したということです.
ええ,数ヶ月待った甲斐がありました.ごちそうさん.

■ 追 伸

 ここまで盛り上げておいて何ですが,1つだけあえて注文をつけるとすれば.
 炒め野菜のラーメンにチャーシューは不要ではないかと思ってます.
 以前もなにかの記事で書きましたが,醤油味をベースとした焼豚や煮卵は
 基本的に味噌ラーメンには合わないと考えています.
 入れるなら味噌ラーメン用に煮卵や焼豚を別途作るべきではないかと思ってるんですが.
 あまり同意を得た試しはありません(^^;


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